【BikeJIN祭り2024】アメリカ最古のブランドインディアンを愛するライダーがBikeJIN祭りに大集合!
インディアンは今一番ホットでクールなアメリカンバイクだ
北の大地、北海道にもそんなインディアンを愛するライダーが増えていて
BikeJIN祭りにはインディアンモーターサイクル北海道の
ユーザーがずらりと集まった!
文・写真/山下剛 取材協力/インディアンモーターサイクル北海道
TEL011-383-7394 https://indian-hokkaido.jp/
バイクライフを豊かにする充実したアフターサービス
インディアンはアメリカ最古のバイクメーカーだが、1953年にバイク史の表舞台から姿を消す。そして紆余曲折を経て、2011年に完全復活を遂げた。伝統を守りつつも、最新技術によって開発されるアメリカンクルーザーとスポーツバイクは独創性に満ち、日本でもファンを増やしている。
そんなインディアンを北の大地で広めているのが『インディアンモーターサイクル北海道』だ。バイクジン祭りでは会場にブースを設け、来場したオーナーの休憩スポットを提供した。
「インディアンはエンジンのフィーリングがいいし、昔からのネームバリューやスタイルが続いているブランドなんです」
そう語るのは、同店代表の松村正樹さんだ。松村さんは14年からインディアン正規販売店を運営し、販売・点検整備に留まらないアフターサービスを提供してきた。
「お客様の8割以上がカスタムを楽しんでいます。カスタム用パーツは少ないのですが、自社製作できる設備があるので大掛かりなカスタマイズにも対応できます」
その一例が240幅のリアタイヤ装着。スイングアームやスプロケットなどを加工し、ハブをワンオフすることで実現。インディアンのアメリカ本社・ポラリス社副社長も感嘆したほどの完成度だ。
「ツーリングなどのイベントを毎月開催しています。LINEのグループは100名以上のお客様が利用していて交流も活発ですよ」
ツーリングでは道内だけでなく、富士スピードウェイなど遠方へも出かける。そんなときは愛車をトラックに積載して運び、参加者は好きな移動手段で現地集合というユーザー本位の方法も行う。
至れり尽くせりのアフターサービスあってこそ、より充実したバイクライフを楽しめる。インディアンモーターサイクル北海道は、忠実にそれを実践している。
会場の外をゆったり走れる試乗会
試乗コースは白老周辺の一般公道で行われた。北海道ならではのストレートやワイドコーナーをツーリング同様に走れるため、インディアンが持つクルーズ性やスポーツ性、最新電子制御テクノロジーなどをしっかりと体験することができた。それもあってか試乗希望者は多く、予約のための行列も絶えなかった。
インディアン試乗会には、新型スカウト ボバー リミテッド+テック、FTRカーボン、スポーツチーフ、チーフダークホースの4台を用意。BikeJIN祭りに来場した多くの人が最新インディアンのライディングフィールを体験することができた。
インディアンに魅せられたオーナーたち
Lindaさん(31歳)
身長143㎝と小柄だが「スタンドを払ってバイクを起こしたときに乗りやすさを感じた」というLindaさん。ノーマルのスタイルや車体色が気に入っていて、ほかに目移りしないそうだ。自然が好きで、月に5 ~ 6回は風を感じて走っている
貝塚百香さん(45歳)
「低重心だから起こしやすいし乗りやすい」と、訪店したときにひとめぼれ。わずか1台だけ生産されたティファニーとのコラボモデルを再現したブルー、スカウトのRサスを使ったローダウン、21インチホイールなどカスタムも楽しむ
若佐知樹さん(45歳)
240幅のリアタイヤを装着したデモ車にひとめぼれし、チーフのリアを240幅にカスタム。「1890㏄のエンジンはパワフルで、それでいて軽い車体だから乗りやすい」と気に入っていて、道内を駆け巡り、シーズンオフの10月まで走る
西宮直利さん(55歳)
あるときラジオでインディアンの復活を知り、空冷エンジンと大柄な車体とカラーリングに惹かれてチーフダークを購入。240幅リアタイヤ、アップハンドル、フットボードなどカスタムポイントは多数だが、前後ホイール換装も計画中だ