バイクは自然とつながれる最高のツール!キャンプの話題を中心に、コバユリのお気に入りのモノ、コト、場所などを紹介しながら、バイクで楽しむアウトドアライフをゆるゆると綴ります。みなさまのアウトドアライフにも役立つネタがありましたらぜひご活用くださいませ♪
ライダーズキャンプごはん
北軽井沢でキャンプ場のプロデュースをしています。
グループキャンパーからソロキャンパー、ゴージャスなキャンプからミニマムキャンプまで、実に様々なスタイルのキャンパーさんたちの姿を見ながら過ごしていると、バイクキャンパーの装備のシンプルさに改めて感じ入ります。
特にそれは食事のシーンによく見受けられ、大きなテーブルを広げてたくさんのお皿を並べがちなファミリーキャンプとは対照的に、われらライダーの食事は実にコンパクト。持ち運べる荷物の量が少ないから、食材も調理器具も厳選して、いかに内容を充実させるか、頭脳戦でもあるところがバイクキャンプの楽しさだなあと、改めて感じている今日このごろです。
ワンランク上を目指して
とはいえ、多くを運べないとなると、回数を重ねるごとに料理もマンネリ化しがちですよね。キャンプのスキルはそこそこ上達してきているのに、ごはんだけなんとなくいつも同じ感じ…。
そんなあなたにぜひチャレンジしてほしいのが”燻製”(スモーク)です! 煙をモクモクさせて楽しめるのは野外ならではだし、なによりとっても美味しい!!
「燻製は酒のつまみ」といったイメージが強いですが、その味わいたるや、お酒が飲めない私でもハマッちゃうくらい。今回はその、ハマるきっかけになった燻製餃子のコバユリレシピをご紹介します。
燻製餃子
<用意するもの>
□ スモーカー(今回は組み立て式でバイクキャンパーでも積載しやすいUNIFLAMEの「インスタントスモーカー」を使います)
□ バーナー
□ 冷凍餃子
□ スモークチップ(写真のアルミホイルはスモーカーのチップ皿に、クッキ ングシートは棚網に、それぞれ汚れを防いで後片づけを楽にするために使用)
1. お皿にスモークチップを2つかみほど載せて、最下段に置く。
3. スモーカーの蓋をして、バーナーを点火し強めの中火で熱する。
4. 数分で煙が上がってきたら弱火にして、温度に注意しながら15分ほど加熱する。(コバユリは90度くらいが好み)
5. ときどき蓋を開けて水分を軽く拭き取って、こんがり色づいたらできあがり!
燻製の世界は奥が深いゾ
こんがりと燻された餃子は、耳はパリッ、具はふっくらジューシー! 旨味倍増、餃子のタレなんて出る幕ありません!
燻製は大人の調味料なのであります。その旨みの鍵を握るのが燻材と呼ばれるチップやウッド。
今回はさくらのチップを使いましたが、ヒッコリーやウイスキーオークなど、木によって食材との相性も違ってくるので、種類やブレンドを変えるとまた違った味わいが楽しめます。
また、チップはお皿へ盛る量や盛り方(均し方)によって薫りのつき方も変わってくるので、凝り始めると本当にキリがない!
バイクキャンプと同じですね。どっぷりハマっちゃってくださいませ。