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秋のアウトドア展示会レポート➁


前回に引き続き、アウトドアメーカー合同展示会のレポートをお届けします。

バイクキャンプにもいろいろな楽しみ方がありますが、「もう散々やって飽きてきた」とか、「ほかの楽しみ方がわからない」などと、テンションが下がり気味の人が万が一いるならば、キャンプの原点に戻って「ブッシュクラフト」に挑戦してみるというのはいかがでしょうか?
かく言う私も、実はブッシュクラフトは未開拓領域で、上級者向けというか、かなりハードルが高いイメージがあったのですが、日本初のブッシュクラフト専門企業、その名も「ブッシュクラフト」さんのブースを見ているうちに、すっかり興味が湧いてしまいました!

「自然の中で生きる知恵」で遊ぶ

そもそも「ブッシュクラフト」とは、「自然の中で生きる知恵」という大きな意味を持つ言葉。これをキャンプに当てはめると、最小限の道具だけを持って自然の中に出向き、木の枝や落ち葉など、自然の素材を利用して、煮炊き・寝泊まりをするスタイルを指します。
「サバイバル」が生き延びる活動であるのに対して、ブッシュクラフトは「サバイバル術で遊ぶライフスタイル」と言えそうです。そしてこれを玄人だけのものにせず、老若男女、誰もが親しめるような道具を製作、販売しているのがこちらのメーカーです。その世界観は、こんな感じ。

ブッシュクラフターのテントサイトをイメージした展示。原始的なのにおしゃれで、どこか懐かしくもあり心躍る! 『ORIGAMI TARP』はまさに折り紙のように、シチュエーションに合わせて幾通りもの形で設営ができます。

一番人気商品の『たき火フライパン』は、柄の部分を現地で自作して使います。握りやすさや長さ、形など枝それぞれが持つ個性を吟味して作る楽しさが、料理のモチベーションも上げてくれそう!

その料理に使う火を熾すのに、ブッシュクラフトでは「フェザースティック」というものを作って使います。マッチ一本で焚き火を熾せるようになるための、ナイフも付属した『フェザースティックお試しセット』を発見。まずはここから始めてみるのがいいかも!

イスも現地で自作! 白い布の部分(『ログキャリアーAチェア』という商品で、椅子、薪運び用バッグなどいろんな使い方ができます)だけ持参して、あとのパーツはすべて現地調達。しっかりとして安心できる座り心地でビックリ!

「ブッシュクラフトはナイフに始まりナイフに終わる」とも言われるくらい、ナイフはなくてはならない道具で、スキルや目的に合わせて実に様々なナイフがあるそうです。美しくて見入ってしまう~。

キャンプを覚えると災害時にも役立つと言いますが、自然との共生率が高いブッシュクラフトを覚えると、さらに人のためにもなれそうな気がします。加えて、荷物をコンパクトにまとめたいバイクキャンパーにとっても利点が多いブッシュクラフト。キャンプにじっくり向き合いたいこれからの季節、まずは火熾しからチャレンジしてみようかな!

BikeJIN Camp Meeting in山梨県早川町 開催!!

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