バイクを楽しく乗り続けるためにライダーは目が命！

バイクライドの際は目視による様々な確認が必須となり、視力の衰えは疲労や事故にも繋がる。そんな大切なライダーの目について、メガネのプロであり、ライダーたちにも支持されるメガネ店「カニヤ」の可児昌彦さんに伺った！

問：カニヤ　TEL049-222-0509
https://www.kaniya.biz/

視力の衰えをサポートするライダー用メガネ

ライディングの際は、安全を確保するうえで目から様々な情報を取り入れることが必要となり、普段よりも目を酷使しているのが現状。また現在ライダーのメイン層となる40〜60代では、手元が見えにくくなる「老眼」という症状が現れている人も多い。

少し前であれば、バイクに乗る時は遠くがしっかりと見えていれば良かったが、昨今ではそれに加えて手元に取り付けたナビゲーションやスマホのマップ等を見ることが多くなり、老眼が進むとそれらが見えづらくなって疲労やストレスを生み、最悪の場合は事故にも繋がってくる。

10年程前にライダーのための専用メガネ「バイカーズグラス」の展開を開始し、現在では県外からも多くのライダーたちがそれを求めて訪れている老舗眼鏡店「カニヤ」の店主であり、一級眼鏡作成技能士を持つメガネのプロでもある可児昌彦さんによると、「通常のメガネを使用している人の多くは、実際に手元がしっかりと見えているかというと見えていないと思います。その原因としては視力の衰えが徐々に進行するものなので、我慢をすれば“何となく見えてしまう”ことからです。ただ、見えづらいことを我慢するのは目の疲労やストレスにつながり、目にとっても良くなく、何のメリットもありません。

また、通常のメガネはバイクに乗ることを想定して作られていないので、不具合が出るのも当然です。見え方に不満を感じたら早めに自分に合ったバイク専用のメガネを作って視界をクリアにしたほうが目にも良く、バイクライフが楽しくなりますよ」と語っています。

メガネの使い分けでバイクライフが変わる

目のケアとしては、バイクライドの際に休憩を取ることはもちろん、自分に合ったメガネを選ぶことも重要です。同じメガネをとにかく長く使い続けている人が多いですが、その間に視力の変化があるのは当然のことです。特に中高年ではその変化が大きいため、定期的な目の検査を行い、不具合があればメガネも変えていくことが目のケアにつながります。

可児さんは目のケアについて、「私は仕事用、日常用、そして運転用とシチュエーションに応じてメガネを替えています。仕事用はパソコンと手元の見え方を重視し、日常用は短時間の運転と部屋での使用を主にして両方のバランスを取っています。そして運転用は最低限スマホが見える程度にして遠くがしっかりと見えるようにしています。そうすることで余分な疲れやストレスが減り、目にも優しいんです。3本揃えるのは少しハードルが高いと思うので、ライダーは普段用とバイク用の2本を分けて使うと良いと思います」と語っています。

若い時は目の中の力があるので多少見えづらくても頑張れてしまいますが、歳を重ねるとともにその力は衰えていきます。それを補うサポート的な存在としてメガネを活用することで状況は改善されます。現状のメガネの見え方などに不満がある人は、これを機にバイク用のメガネを見直し、ライディングギアとも言えるバイカーズグラスを試してみてはいかがでしょうか。きっと今後のバイクライドを快適なものにしてくれるはずです。

自分に合ったメガネを作る

⇩

⇩

⇩

⇩

バイカーズグラスシリーズ

フレームに2種類のチタニウム素材を使用し、強度と剛性を併せ持つモデル。ハーフリム＆スマートなデザインがポイント

バイカーズ・Wツインチタニウム
2万3100円（度付きレンズ付き3万1350円）
カラー ：ブ ラック、ガンメタル、ネイビーブルー、ボルドーレッド、チタニウム

フレームに3種類のチタニウム素材を採用し、抜群のホールド感。フルリムタイプはレンズを衝撃から守ってくれる効果も

バイカーズ・トリプル チタニウム Type F
2万7500円（度付きレンズ付き3万5750円～）
カラー：ライトグレーシャーリング、ブラック／チタンシャーリング、ネイビーシャーリング、ガンメタリックグロス、ブラウンシャーリング