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春のライダーコーデ|晴れた週末に映えるお洒落ライダーの装いとは?

寒さがいちばん厳しいこの季節。バイクに乗りたくてもその気になれない人も多いハズ。でも寒さがゆるむ晴れた週末にはお洒落に決めた装いのライダーが走り回っていたのだ

※BikeJIN vol.266 2025年4月号参照

齋藤さん 54歳

SUZUKI GSX1300R HAYABUSA
Helmet:Kabuto
Jacket:TAICHI
Glove:HOMPRES
Pants:━
Boots:TAICHI

第2次バイクブームに育ち、高校生になってすぐにVT250Fを購入。ブランクの後に50歳でリターンして世界初の300㎞/h超のハヤブサを選び、休日午前中のツーリングを楽しんでいる

[Point]小さく控えめなアクセントでさりげなく光るカラーセンス
黒と赤が好みで、全身黒と思いきや、小さな赤をさりげなく入れることでアクセントの効いたコーディネートになっている。ウエア選びはブランドよりも色、プロテクターがあるものを選んでいる。本当は革パンを着用したいが、この季節はアンダーを着込めず断念。グローブとインナーには電熱を愛用している。

あまりにさりげないアクセントで気づきにくいが、黒に赤がしっかりと効いている

武田さん 57歳

HONDA CBR250RR
Helmet:Arai
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:KUSHITANI
Boots:KUSHITANI

大型バイクを持て余すようになり、使い切れるバイクを選んだ結果、サーキットデビューを果たしバイクライフの幅が広がった。公道では使えない領域で走る楽しさを満喫している

[Point]愛車のカラーとも調和するオールクシタニのウエアリング
いろいろなブランドを着てきたが、動きやすさと機能性、デザインの良さからクシタニに魅力を感じ、今では所有するウエアのほとんどがクシタニだとのこと。春と秋には新作チェックをするが、購入をためらっているうちに完売することも多く、近頃はショップに依頼して取り置きしてもらうこともあるそうだ。

安全性の高いフルプロテクターながらも、黒と茶の巧みな色使いがお洒落なデザインだ

Dankeさん 59歳

KAWASAKI Ninja1000SX
Helmet:Arai
Jacket:HYOD
Glove:TAICHI
Pants:HYOD
Boots:FLAG SHIP

ブランクの後40歳でリターン。今の愛車は3年目で、ツーリングが好きでカワサキが好きで選んだ。SSTRの常連で、今年は宿を先に取り、エントリーをキャンセル待ちしているそうだ

[Point]好きなブルーで統一してまとまりのあるコーディネート
青や紺のブルー系が好きで、普段着もやはりブルー系。本音を言えば、バイクも青いものが欲しかったそうだ。好きなブランドはHYODで、優れた機能性に加えて若く見えるデザインがその理由。主に都内のショップで購入しているが、時には浜松まで行くこともあるそうだ。しかし近頃はクシタニも気になっている。

ジッパー付きポケットは貴重品の収納に最適。HYODらしいオレンジの縁取りがお洒落だ

間邊さん 68歳

VESPA GTS 300
Helmet:NOLAN
Jacket:DAINESE
Glove:IRON JIAS
Pants:DAINESE
Boots:DAYTONA

中型限定ができる直前に二輪免許を取れた世代。2台のドゥカティをメインに2ストのベスパ、前2輪の500㏄スクーター、ジレラ・フォコを2台も所有するイタリアンバイクマニアだ

[Point]スクーターといえどもフル装備でしっかりセーフティ
好きなブランドはダイネーゼ、アルパインスターズ、アイコン。上半身が大きいため国産はサイズが合わず、フィットするのは海外ブランド。さんざん購入したおかげで、今は試着せずとも通販で買えるのだとか。一日で500㎞以上走ることも多く、気温に合わせて体温調節できるウエアを選んで快適に走っている。

この日の冬ジャケットは暖かさ抜群なうえに、ベンチレーションも備えて幅広い気温に対応

蓮池さん 54歳

YAMAHA DRAGSTAR 400
Helmet:BOGOTTO
Jacket:INTERMEZZO
Glove:DAYTONA
Pants:UNIQLO
Boots:━

たまたま見かけたドラッグスターの格好良さに惹かれ、昨年1月に免許を取ってバイクデビュー。ドラッグスターのオーナー同士の仲間も増え、冬でも週末毎にバイクを走らせている

[Point]ブラウンでカラーコーデした落ち着きある大人の装い
バイクウエア選びはデザインと色が決め手で、さらにバイク用にはこだわらず(好みのデザインがあまりないそうだ)一般アパレルから選んでいる。普段着もブラウンが好みで、御本人曰く「気持ちが落ち着く」のだそう。だからこそコミネのインナープロテクターを着用し、そのためアウターは1サイズ大きくしている。

ブーツはメーカー不明の作業靴。しかし言われなければそうは見えないほど好デザインだ

ようこさん 53歳

HONDA REBEL1100
Helmet:SHOEI
Jacket:Blauer
Glove:KOMINE
Pants:EDWIN
Boots:WILD WING

ずっと乗りたかったバイクにようやく乗れたのが4年前。大型バイクの中でも足着きが良いレブル1100は、取り回しもしやすく走りも安定。月に3回ほど、晴れた休日にツーリングを楽しんでいる

[Point]地味な色でもアクセントになるモスグリーンのジャケットが肝
身長が147㎝と小柄でレディスのSでも大きく、ウエア選びはサイズ最優先となるため選択肢がないのが悩み。この日着ていたブラウアーのジャケットはジャストフィットなうえにシルエットがきれいで、着心地も良いとお気に入りの一着。ほかにカドヤの革ジャンも所有するが、こちらは袖丈を詰めたそうだ。

ブラウアーは米軍用ウエアからスタートしたブランド。それゆえタフな性能も持っている

大田原さん 61歳

MOTO GUZZI V7 STONE
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:WORKMAN
Boots:DEGNER

新しいことをはじめたいと60歳でバイク免許を取得。縦置き空冷Vツインが面白そうとSV650から乗り替え、期待通りの楽しさで毎週走らせている。昨年は北海道ツーリングも経験

[Point]カジュアルながらもトラディショナルな足元が光る
「好きな色は青。きれいな色のウエアを着たい」と、プロテクターを装着できてお洒落なもの、なおかつ普段着カジュアルなバイクウエアを探しているが、なかなか見つからないのが悩みのタネ。インナープロテクターも所有していて、アウターによって使い分けている。今のところウエアはひと通り揃い、満足している。

デグナー製ブーツは普段使いもできるトラディショナルでシャープなデザインが格好良い

横山さん 57歳

KAWASAKI Z1100GP
Helmet:agv
Jacket:GREEDY
Glove:KONAN
Pants:WORKMAN
Boots:AVIREX

エンジン整備できる腕前を持ち、兄が部品取りとして持っていた車両を譲り受けてレストアしたのが10年前。こつこつと続けてきたカスタマイズも自家塗装でめでたく完成!

[Point]明るい印象でさわやかなアメリカンレザージャケット
ウエアへのこだわりはとくになく、バイクに合うコーディネートを心がけている。この日着ていたグリーディのジャケットは8年前に買ったものの10回ほどしか着ていないそうだ。夏用にも白いウエアを持っているが「汚れも味のうち」。防寒対策はダウンインナーを上下に着用し、ネックウォーマーもプラスして万全。

レザージャケットだが肩はフェルトで「ここだけ寒い」ため着用の機会が少ないそうだ

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