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トナリのバイク人[2025年3月号掲載](関西編)

外に出るとブルッと身体が震える今日この頃。とくに朝晩の冷え込みは骨身に染みますが、こんな季節でもライダーはツーリングに出かけちゃうもの。元気に走る皆さんはどんなウエアを選んでいるのでしょうか?

※BikeJIN vol.265 2025年3月号参照

キタガワさん

KAWASAKI 750RS
Helmet:Arai
Jacket:DAINESE
Glove:DAINESE
Pants:DAINESE
Boots:SIDI

40年ほど乗り続けているZ-Ⅱは、周囲のライダーから羨望の眼差しを浴びていた。青春をともにした愛車に「これ以上カッコいいと思うバイクはない」と、その生き様が眩しい

[Point]青春を共にした愛車と、スペンサーへの憧れを胸に走る
ヘルメット・ジャケット・パンツは、バイクに乗り始めた年にワールドタイトルを獲った憧れのフレディ・スペンサー選手のレプリカ。ウエアはサイズ違いで2着をそろえ、夏と冬でインナーを調整しながら着用。走行中などふとした瞬間に自分の姿が目に入った際、一番心がときめくスタイルを大切にしている。

レザーパンツは膝をホワイトにカスタム。よりレプリカっぽい雰囲気に仕上げた

コタロウさん 36歳

ROYAL ENFIELD CLASSIC350
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:KUSHITANI
Boots:KUSHITANI

今年の8月にバイクデビュー。名古屋モーターサイクルショーで一目惚れしたクラシックを初めての相棒に選んだ。どこにでも行ける自由さとエンジンの鼓動感を謳歌している

[Point]クシタニで統一感を出したワイルド&クラシックスタイル
初めての冬なので、まずは電熱アイテムを使わずレイヤリングのみでの越冬に挑戦中だ。バイク用品は真っ黒になりがちなので、バランスを見ながら明るい色のアイテムを混ぜるよう心掛けている。こだわりはウエアに留まらず、愛車に似合うサイドバッグは海外メーカーも候補に入れて探し、個人輸入したのだそう!

エグザリートレザー製のレッグバッグは水濡れOK、洗濯もできる珍しいアイテムだ

ヨシハラリュウさん 45歳

SUZUKI GSR250
Helmet:Arai
Jacket:WORKMAN
Glove:DAYTONA
Pants:LEVI’S
Boots:TIMBERLAND

日本各地でキャンプツーリングを楽しむアクティブなライダー。時には1日に750㎞を走ることもあり、納車から4年で、GSRの走行距離はなんと10万㎞を超えたのだそう!

[Point]抜群の防寒対策でまるでコタツなツーリング!
長時間走っても疲れにくいよう、冬は暖かさを重視。コミネの電熱パンツとシートヒーターをつけることで、走行中もコタツのような快適さだ。オーバーパンツやジャケットはワークマンの防水アイテムを選ぶことで、急な雨でも慌てない。傷んだら出先でも気軽に買い替えられるので、ロンツーに最適な装備なのだ。

車両バッテリー給電のシートヒーターやグリップヒーターは、電池切れが気にならない!

キンちゃんさん 49歳

HONDA CRF1100L AFRICA TWIN
Helmet:Arai
Jacket:KOMINE
Glove:DAYTONA
Pants:KOMINE
Boots:TAICHI

最近もキャンプをしたばかりのアクティブライダー。この日は川湯温泉の仙人風呂で温まった帰り道だ。夏はもっぱら北海道へ。週末ライダーだが年間1万5000㎞ほども走る

[Point]気温差を考慮したウエア選びでポカポカ温泉ツーリング
レザーのアイテムが好きだが、寒い季節はより防寒性能が高いテキスタイルジャケットを愛用中。電熱ジャケットやダウン、インナーを気温に合わせて交換することで朝晩や標高による気温の変化に対応する。特にオススメしたいのが電熱靴下。ブーツでは防ぎ切れない末端の冷えを解消できるベストアイテムだ。

たびたびのロングツーリングを支えてくれるのは、ツアークロスとインカムの組み合わせ

のんさん 50代

KAWASAKI Z650RS
Helmet:Arai
Jacket:MaxFritz
Glove:HOMPRES
Pants:GU
Boots:DAINESE

小柄ながらバイクを操る姿が渋くカッコいい。愛車とはバイクが軒並み売り切れていた時期に、ショップで運命の出会いを果たした。峠が好きで週末はほぼ必ずツーリングを楽しむ

[Point]女性らしいシルエットが映えるシンプル&モノクロコーデ
普段着からモノクロの服をよく着ているが、特にライディングウエアは身体にピッタリと合うサイズ感の、シンプルかつタイトなデザインのものを愛用している。安いモノをたくさんそろえるよりも、良いモノを長く使いたい。お気に入りに囲まれて走ることで、バイクとの時間がより一層幸せに感じられるのだ。

ヘルメットにはANTIBCSCのサイン。いつかツーリング中に遭遇してみたい!

めーこさん

KAWASAKI Ninja H2
Helmet:Arai
Jacket:KUSHITANI
Glove:ELF
Pants:DAYTONA
Boots:TAICHI

コロナ渦でバイクにリターン。Ninja650に乗っていたが、モーターサイクルショーでその美しさに一目惚れしたH2を思い切って増車した。憧れの愛車との生活を楽しんでいる

[Point]スタイリッシュなモノクロコーデが憧れの愛車にベストマッチ
真冬の寒さに負けず1年中ツーリングを楽しむため、ウエアは防寒性能を重視。最近買い替えたクシタニのジャケットはとくにお気に入りで、ツートンカラーのデザインと性能に大満足。あえて女性っぽさを出さないモノクロのアイテムを着こなすことで、H2にピッタリなクールなスタイルに仕上がった。

年間を通してクシタニのウエアを着るように。プロテクターを共用できて便利になった

きまぐれライダーさん 30歳

HONDA CROSSCUB110
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:hit-air
Pants:KUSHITANI
Boots:GOLDWIN

どんな道でも走れる気軽さと冒険感、積載性、燃費のよさからクロスカブを相棒に選んだ。80年代シティポップを聴きながら、海沿いをトコトコと走るのが理想のツーリングだ

[Point]カブならではのフットワークと、どこでも走れるアクティブスタイル
長期間使い続けても防風・防水などの効果が落ちず、運転姿勢にフィットするクシタニ製品がお気に入り。山道ではぬかるみを歩くシーンもあるため、ブーツはアウトドア系の製品をチョイス。アウトドア・ミリタリーテイストのアイテムを多く取り入れながらも、シックで落ち着いた雰囲気にまとまっている。

自衛隊の売店で購入したポーチは、邪魔にならないサイズ感でカブの雰囲気にも◎

吉原かほりさん 44歳

HONDA HORNET2.0
Helmet:SHOEI
Jacket:MaxFritz
Glove:━
Pants:MaxFritz
Boots:WILDWING

インドホンダモデルの逆輸入車を新車で購入した個性派オーナー。秋には大山へ行き、念願だったキャンプツーリングに挑戦。紅葉を眺めながら贅沢な時間を過ごした思い出だ

[Point]寒空の下で輝くオレンジのジャケットと笑顔
明るいカラーのウエアが好きなのだが、レディスは種類が少なくはじめは探すのに苦労した。友人から教えてもらった神戸のマックスフリッツを見に行ったら運命の出会い。オレンジ色のジャケットが笑顔にピッタリだ! 運転しやすさにも気を使っていて、厚底ブーツを履くことで不安だった足着きに余裕が出た。

現地から取り寄せたインドホンダ純正のエンジンガードと、フォグランプがお気に入り!

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