トナリのバイク人[2025年3月号掲載](関東編)

2025年がスタートして正月休みの間に走り初めを済ませるライダーも多かったようで寒さが厳しい季節にもかかわらずライダーが出陣! その中でもお洒落に気づかうステキなライダーをご紹介
※BikeJIN vol.265 2025年3月号参照
佐々木覚さん 46歳

HONDA XL750 TRANSALP
Helmet:Arai
Jacket:HONDA
Glove:KOMINE
Pants:mont-bell
Boots:HONDA
1年前にリターンし、YouTubeで高評価だったトランザルプを愛車に。「大きすぎず小さすぎずジャストサイズで乗り心地は最高。休日ツーリングを月2回、いつかは林道へ行ってみたい」
[Point]ホンダ純正ジャケットとシューズでコーデはばっちり
リターンしたときにバイクウエアのことがさっぱり分からず、ホンダ純正なら間違いないだろうとジャケットとシューズを購入。ほかと色を合わせやすいようモノトーンを選んだ。ボトムやインナーは登山用品のモンベルとグリップヒーターで武装。それでも冬専用の暖かなものをもっと揃えたいと考える今日このごろだ。

ホンダのシューズはタイチとのコラボアイテム。アクセントカラーの赤が足元を彩る
石川行秀さん 35歳

HARLEY-DAVIDSON XL883
Helmet:SHOEI
Jacket:━
Glove:ROSSO STYLELAB
Pants:LEVI’S
Boots:WILD WING
ハーレーに乗りたくて免許を取り、スポーツスター883に乗り始めて5年。前オーナーのカスタムが施されていた車両だがマフラーやヘッドライトなどの換装などでますます自分好みに
[Point]MA-1タイプのレザージャケットは冬の革ジャンのベストチョイス
革ジャンが好きで、ブランドにこだわらずこのほかにワインレッドなど3着を所有。ボトムやその日の気分に合わせてチョイスしている。防寒対策は「若さと気合い」とヒートテックとパーカ、冬用ジャケットだけで走っているが、指先の冷たさはキツいそうで友人が使っている電熱グローブに興味があるのだそうだ。

レザージャケットはMA-1タイプで、ハードさとカジュアルさがバランス良くミックス
森田定雄さん 63歳

HONDA SUPER CUB C125
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:TAICHI
Pants:KUSHITANI
Boots:KUSHITANI
東日本大震災の復旧作業で知り合った人の影響で、新しい趣味を始めようとバイクライフをスタート。ボアアップキットを組み込んだC125は排気量181㏄で長距離ツーリングにも大活躍
[Point]パンツの裾を広げるジッパーを追加して履きやすさアップ!
好きなブランドは、カジュアルなデザインやカラーバリエーションの豊富さではクシタニ、レザージャケットなら革が滑らかで柔らかいカドヤ。この日のボトムはクシタニで、裾にジッパー加工をしてブーツの着脱を容易に、乗車中のずり上がりを防止。冬用には裏地を付けるなど、すべてのボトムに工夫をしている。

すべてのボトムに施しているという裾のジッパー加工。快適さが格段に上がるそうだ
エラさん 58歳

HARLEY-DAVIDSON XL1200CX
Helmet:SHOEI
Jacket:POWERAGE
Glove:ROUGH&ROAD
Pants:EDWIN
Boots:AVIREX
バイク歴40年。このほかに790DUKEとスーパーカブ110を所有。車体が重いH-Dは稼働率が下がってしまうためこの日は発奮してスポーツスターで出動。ツーリングは月に1度くらい
[Point]アウトドアカジュアルが生きるパワーエイジの冬ジャケット
ウエア選びのポイントは軽さと柔らかさ。今季に購入して2度目の着用というパワーエイジのジャケットは、エラさんとしては“攻めた色”で、暖かさをはじめとする機能性の良さに、買って良かったと大満足。エドウィンの冬用デニムは暖かいものの伸縮性がないため、オーバーパンツなどの防寒対策も検討中だ。

POWERAGEは、街着としても着回せるカジュアルなデザインが人気のブランドだ
Kajiさん 51歳

BMW R1250RS
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:KUSHITANI
Boots:━
5年ほど前にリターンし、以前から興味があったBMWボクサーを入手。「予想より振動が少なくて快適だし、車重の割には寝かし込みが軽い」と距離を問わずツーリングを楽しんでいる
[Point]大人の装いを感じさせる愛車とも合うモノトーンコーデ
バイクウエアの好みはカジュアルなタイプで、クシタニのレザーフーディはモノトーンにして愛車とカラーコーデもばっちり。普段着もモノトーンが多く、夜間目立たなくなるので、黒尽くめにならないように気を配っている。ブランドの好みはクシタニで、安全性と機能性を大前提としたデザインが気に入っている。

ボトムもクシタニで、デニムレザーのエクスプローラー。防風性に加え透湿撥水性もある
大原義成さん 32歳

BMW R1100RT
Helmet:Arai
Jacket:HYOD
Glove:HYOD
Pants:NANKAI
Boots:alpinestars
高校生の時にバイクブームが起き、膝に空き缶をつけて峠を走っていたほか、『バリバリ伝説』が好きなど若い世代とは思えない経験の持ち主。迫力の見た目で選んだ愛車にはカスタム計画もある
[Point]レーシングブーツのハードさとネオンイエローのアクセント
バイク選び同様、ウエアも見た目重視。友人の影響でHYODを知り、デザイン性や機能性、海外ブランドよりしっくりくるサイズ、柔らかく動きやすいところが気に入っている。コーディネートは、トップスはカジュアル、ボトムはハードがテーマで、レザーパンツにレーシングブーツで固めている。電熱インナーを併用。

ネオンイエローのアクセントカラーがお洒落なレーシングブーツで、足元をしっかりガード
石川正弘さん 59歳

BMW F900R
Helmet:SHOEI
Jacket:BMW
Glove:WORKMAN
Pants:ROUGH&ROAD
Boots:KOMINE
F800Sが最初のBMWで、今の愛車にはR1200Rから乗り替えた。納車されたのは1カ月前で、この日が最初の長距離走行。ツーリングへは月に2回ほど出かけてバイクライフを楽しむ
[Point]純正レザージャケットはカラーもムードも絶妙
BMW純正のレザージャケットは、R1200Rに乗っていた時に買ったもので、ざっと6年ほど愛用。エイジングはこれからといったコンディションだ。軽くて動きやすいテキスタイルが好みだが、レザーの安心感と防風性は捨てがたいそうだ。インナーを2枚重ね着しつつ、着ぶくれしないようサイズチェックは念入りに。

バイクのカラーと合う袖のプロペラマーク。意図したわけではないが、マッチングは最高
美坂慶子さん・充映さん

HONDA CBR400R
Helmet:SHOEI / SHOEI
Jacket:KUSHITANI / TAICHI
Glove:HYOD / WORKMAN
Pants:MaxFritz / KUSHITANI
Boots:KUSHITANI / KOMINE
夫の影響でバイクに乗り始めて2年。初バイクはGB350S で、パワーを求めて現在の愛車にチェンジ。街中も高速も山も走りやすく、週末毎にショートツーリングを楽しんでいる
[Point]バイクの影響は夫からウエアの影響は妻から
安全性と快適性に加えて、この季節は防寒性も重要。好きなブランドはクシタニで、作りがきれいで使いやすく、着心地が良いところが気に入っている。春秋用にクシタニのアメニタジャケットを検討中だ。慶子さんの影響で夫の充映さんもバイクウエアに凝り始め、ふたりで一緒に買いに行くことも多いそうだ

「白はカワイイ」と白いブーツで足元をお洒落に。白いウエアがもっと欲しいそうだ