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トナリのバイク人[2025年2月号掲載](関東編)

朝晩の冷え込みがいちだんと厳しくなってきて、日本はいよいよ本格的な冬の到来だ。オフシーズンのエリアもあるが、南関東のライダーはスマートなウエアリングで元気&お洒落に走っている!

※BikeJIN vol.264 2025年2月号参照

宇井亘さん 37歳

BMW R1300GS
Helmet:Arai
Jacket:DAINESE
Glove:DAINESE
Pants:KUSHITANI
Boots:GAERNE

30歳の時に通勤でスクーターに乗り始め、バイクを乗り換えるごとにカテゴリーを変えていって今や「いつかはGSで林道ツーリングをしたい」というアドベンチャーライダーだ

[Point]落ち着きあるアースカラーのアドベンチャージャケット
ダイネーゼとしては珍しいカーキのジャケットは「普段はロゴ入りを着ない自分としては派手」と言うものの、現代的なアドベンチャージャケットはなかなかお洒落。好きなブランドはダイネーゼのほか、デニム風レザーパンツを愛用しているクシタニで、どちらも安全性と機能性が優れているところが気に入っている。

身頃に設けられたベンチレーションは大きく、暑い時はフレッシュエアを一気に取り込める

明石智裕さん 55歳

SUZUKI GSX1100S KATANA
Helmet:SHOEI
Jacket:MaxFritz
Glove:PAIR SLOPE
Pants:UNIQLO
Boots:KADOYA

20年間所有しているカタナは今年エンジンのオーバーホールを済ませて絶好調。前後18インチ化など要所を自分好みにカスタマイズしているが、ノーマルに戻すことも考えている最中だ

[Point]アクセントの強いデザインが印象的な暖かなムートン
バイクウエアへのこだわりはとくにないが、普段着でも違和感のないものが好み。ファッション性の高いマックスフリッツのジャケットは羊毛が暖かなラムレザーだ。レザージャケットはこのほかにルイスレザーズを中心に7着ほど所有し、ワックスやオイルで手入れしながらエイジングを楽しんでいるとのことだ。

ベルトの装飾と靴底の赤いアクセントがきらりと光る。「お洒落は足元から」のお手本だ

Kさん 56歳

HARLEY-DAVIDSON FLH
Helmet:TT&Co.
Jacket:FILSON
Glove:GERBING
Pants:━
Boots:RED WING

生まれ年の68年式を探していたが、手に入れられたのは71年式。それでもスピード感がなくゆっくり走れる楽しさは最高で、7年も乗り続けている。実はかつてはアンチH-Dだったそうだ

[Point]バイクファッションにも最適なワーキングウエア発祥の一着
旧車、しかもハーレーに似合うのはやはりアメカジ。ジャケットはアメリカの労働者が着用していたものがカジュアルファッションとなったフィルソンで、モノトーンがお洒落だ。もともと服装には無頓着だったが、ファッション好きの友人から「ちゃんとした物を着ろ」と言われ、助言を受けて格好良く決めている。

トーンの境目をグラデーションにすることで、ギンガムチェックが淡く見えるのがポイント

高橋清史さん 54歳

BUELL S2
Helmet:SIMPSON
Jacket:UNION JAP
Glove:DEGNER
Pants:MaxFritz
Boots:━

20年来ビューエルが好きで、このほかにS1も所有。鼓動が楽しいハーレーのエンジンでスポーツでき、バランスの良い車体が気に入っている。天気が良ければ週末ごとに走らせている

[Point]エイジングを楽しみながら長年愛用している革ジャン
タフな装いが好みで昔は牛革のジャケットを持っていたが、年齢を重ねてきたことで近頃はラムやゴートなど軽めのレザーを愛用しており、この日はラム革のジャケットをチョイス。ボトムはマックスフリッツのウォームパンツで、暖かい3層構造ながらシルエットがシャープなところが気に入っているそうだ。

もともとはインディゴブルーだったジャケットはエイジングでブラウン系の色に変化した

大澤けいさん 48歳

TRIUMPH STREET TRIPLE 765 Moto2 EDITION
Helmet:AGV
Jacket:elf
Glove:KOMINE
Pants:━
Boots:DAINESE

学生の頃からバイクに乗りたかったが機会に恵まれず、ようやくスタートしたのは2年前。レンタルバイクでいろいろな車種を試乗して選んだ愛車は、軽くて乗りやすいところが決め手だ

[Point]バイクのアクセントカラーと合わせた眩しい足元がグッド
ショップスタッフのアドバイスもあり、ウエア選びのポイントは安全性重視。しかし身長が高いためプロテクターが合わないものも多く、部分的にインナープロテクターを併用することもある。もう1台の愛車FTR223に乗る時は赤系が多いそうで、この日はバイクに合わせたネオンイエローのブーツがバッチリ!

バイクと合わせたカラーコーデも見事だが、足元にだけ強調色を使っているのも好印象だ

菊地博隆さん 53歳

BMW R1100RT
Helmet:SHOEI
Jacket:hit-air
Glove:WIDDER
Pants:WORKMAN
Boots:TAICHI

テレレバー車に乗り続けて25年。新車から乗っている愛車は12万㎞を超えたが、今なお絶好調。天気さえ良ければ週末毎に西湘バイパスを走り、もうひとつの趣味である写真撮影も楽しんでいる

[Point]愛車のカラーとマッチしたアーミーグリーンのジャケット
「普通のプロテクターより良いですし、安全第一を考え、物理的に作動するから安心です」とエアバッグ付きジャケットの先駆けであるヒットエアーを愛用し、冬、夏、春秋とすべてをヒットエアーで揃えている。過去にはその安全性を確認できたこともあったそうで、ヒットエアーへの信頼度がますます高まったという。

首、背中、腰、胸部と腹部とエアバッグが広範囲にあり、安全性と安心感は倍増

足利修一さん 55歳

BMW R nineT Scrambler
Helmet:Arai
Jacket:GOLDWIN
Glove:GOLDWIN
Pants:Fuel
Boots:SCOYCO

およそ20年前にリターンして以来、ラリーやレースにも参戦。長らくGSに乗ってきたが「もう泥は卒業」とネイキッドバイクを乗り換えた。月イチペースでツーリングを楽しんでいる

[Point]ヒザのレザーパッチは機能もお洒落も両立するポイント
街歩きしやすいカジュアルなウエアが好みで、ノースフェイスなどのアウトドアブランドがお気に入り。そのつながりでジャケットはゴールドウインをチョイス。コーデのアクセントになっているパンツは、スペイン生まれのフューエル。通販で購入したため、サイズがフィットするかはイチかバチかだったそうだ。

ヒザには2種のレザーパッチで安全性と機能性を確保しつつファッション性にも優れる

山田大介さん 56歳

TRIUMPH BONNEVILLE T120 Black
Helmet:SHOEI
Jacket:Belstaff
Glove:━
Pants:DIESEL
Boots:Belstaff

バイクに乗り始めたのは2年前からで、イギリスが好きなことからボンネビルを選んだ。走りの性能にも満足していて、右隣の足利さんと一緒にツーリングすることも多い

[Point]ブラックとレザーでまとめつつジャケットのデザインが妙味
イギリス贔屓なので、好みのブランドはベルスタッフやバブアー。すでに1着持っているルイスレザーズのジャケットだが、もう1着欲しくて物色中。スコットランドのエアロレザーにも興味があり、英国ブランドにどっぷりとハマっている。インナーにはゴールドウイン、アンダーにはミズノの高機能を着用している。

ベルスタッフといえばやはりワックスコットンの風合いと着心地、優れた防風性が特徴だ

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