トナリのバイク人[2024年12月号掲載](関西編)
ツーリングを楽しむには最高の季節がやってきました!
暑さから開放されたライダーのファッションには、個性が現れます
レザー、デニム、メッシュやソフトシェル、
素材や色選びを楽しむオシャレライダーをキャッチしました
※BikeJIN vol.262 2024年12月号参照
くみこさん 42歳
KAWASAKI ELIMINATOR
Helmet:━
Jacket:WORKMAN
Glove:IRON JIAS
Pants:KOMINE
Boots:SIMPSON
納車されたばかりのエリミネーターだが、早くも2回のキャンプツーリングに挑戦。食材をたくさん買い込んで、美味しさとロマンがたっぷり詰まった楽しい思い出になったのだそう
[Point]一目惚れの愛車に似合う渋みグリーン×黒のツートンコーデ
元々赤いバイクを買おうと考えていたが、売り場に並ぶエリミネーターに一目惚れ。タンクの深緑×黒のツートンカラーが気に入ってウエアもおそろいで決めている。さらに驚かされたのが、髪の毛まで緑に染めていること! ヘルメットを脱いだ時のカッコよさは格別で、「揃え甲斐がありました」とニッコリ。
初ツーリングの際に購入したガーディアンベルは、邪気を払い身を守ってくれるという
イーサン344さん
YAMAHA YZF-R7
Helmet:AGV
Jacket:TAICHI
Glove:alpinestars
Pants:KOMINE
Boots:NANKAI
ヤマハのSSバイクが好きで、10年ほどで3台を乗り継いだ。昨年購入したR7が初めての大型バイクだそうで、峠道を走るとパワーが段違い。スポーティな走りに魅了される日々だ
[Point]レジェンド・ロッシ選手に思いをはせるオフィシャルグッズ
せっかくヤマハのバイクに乗るならと、ブルーの車両をチョイス。それに合わせてジャケットもタイチ×ヤマハのコラボアイテムを選んだ。R7に乗り始めてすぐにパンツを買い替えたそうで、理由を聞くと「エンジンの排熱が想像以上だったんです」パンチングレザーなので、多少暑い時でも快適に着続けられる。
レース観戦も趣味。今も昔も好きなのは、レジェンド、バレンティーノ・ロッシ選手だ
シュテファンさん
YAMAHA Ténéré700
Helmet:SHOEI
Jacket:TAICHI
Glove:━
Pants:UNIQLO
Boots:DESAFIO
ZRX1200SとCRF250を所有していたが、林道を走るようになり「もっとアクティブに楽しみたい」とビッグオフに乗り換え。剣山スーパー林道をテネレで走り切った猛者だ
[Point]林道に映えるビッグオフと鮮やかオレンジジャケット
秋のはじめはハーフメッシュジャケットを着て、気温に合わせてインナーを変えることで寒暖差に対応をする。オレンジ色を選んだ理由は、人とのかぶりにくさと、道路上で目立って他の車両に発見してもらえることによる安全性。モノトーン×オレンジとバイクとの色合わせも美しく、一目惚れをしたのだそう。
テネレに似合う無骨なデザインのパニアがお気に入り。ちょっとした買い物にも便利だ
タクミさん 22歳
KAWASAKI KLX250
Helmet:SHARK
Jacket:IXON
Glove:alpinestars
Pants:TAICHI
Boots:TAICHI
隼との2台持ちというタクミさんのKLXは、最近購入したばかり。オフ車には珍しい鋭いデザインのヘッドライトが決め手だそうで「フットワーク軽くどこでも走りたいです」と笑顔
[Point]デビューしたてのKLXはフットワーク重視でラフに決める
隼ではレザーのカッチリしたウエアを着ているので、KLXにはラフで動きやすいウエアを着ることにした。遠慮なくアクティブに遊ぶためにはコスパも重要で、IXONのメッシュジャケットはピッタリ。これからオフロード用のヘルメットとブーツを選ぶそうで、新しいバイクライフへのワクワク感に溢れている。
積載しにくいバイクにはクシタニのバッグが便利。デザインもスマートでお気に入りだ
Mさん 68歳
MOTO GUZZI V7 850GT
Helmet:NOLAN
Jacket:PAIR SLOPE
Glove:PAIR SLOPE
Pants:KUSHITANI
Boots:KUSHITANI
これまで60台ものバイクを所有してきたベテランライダー。フルレストア済みの状態で出会ったV7 850GTだが、より美しくなるよう手塩にかけてメンテナンスをし直した
[Point]手塩にかけて育てた愛車のためオーダーしたキャメル色ジャケット
バイクもウエアも人とかぶりたくないという松村さん。現在5台のバイクを所有するが、車両ごとにウエアも替える美学の持ち主だ。キャメルカラーのレザーでオーダーメイドしたというペアスロープのジャケットは特に映えていて、ヴィンテージで渋いオーラを醸す佇まいは、まるで映画の登場人物のようだった。
ウエアは基本的にレザー。「徐々に身体に馴染み、安全性もメンテナンス性も高い」
楓さん 27歳
SUZUKI GSX-1300RHAYABUSA
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:OXFORD
Boots:KUSHITANI
家族がバイクに乗っていたことから自然とライダーになった。免許取得直後は250㏄からスタート。レンタルバイクでの練習などを経て、長年の憧れであった隼を購入した
[Point]黒×シルバーのヘルメットは憧れの隼に合わせてカスタム
ウエアを選ぶ上で重要視しているのが、バイクに跨っている時の着心地だ。タンクで滑らない・身体がつっぱらない・足首の可動域が確保されていることが大切で、すべてを兼ね備えたクシタニ製品を愛用中。実はクシタニ主催のコーヒーブレイクミーティングでスタッフをした経験あり、公私ともに大好きなのだそう。
ヘルメットの「SHOEI」ロゴを、隼のカラーリングに合わせてシルバーにカスタム
畑さん 54歳
TRIUMPH THRUXTON RS
Helmet:SHOEI
Jacket:MaxFritz
Glove:KOMINE
Pants:MaxFritz
Boots:AVIREX
クルマは持たずバイク一筋。人生最後の愛車として乗りたいと、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでスラクストンを購入した。美しい車体から大切にしていることが伝わってくる
[Point]トラッド感のある正統派カフェにはレザーで魅せて紳士風に
せっかくウエアを買うのならと、普段からオシャレ着として使えるものを選ぶようにしている。好きなブランドはマックスフリッツ・エドウィン・56デザインなどで、ロゴの少ないシンプルなデザインが好みだ。クラシカルな車体デザインにレザーアイテムがマッチして、英国紳士的な雰囲気に仕上がっている。
シンプルデザインのリュックはポケットが多く意外に機能的。2泊3日分の荷物が入る
ユキさん/ぶんさん 63歳/57歳
BMW R100GS
Helmet:Arai/Arai
Jacket:MaxFritz/KUSHITANI
Glove:KUSHITANI/KUSHITANI
Pants:KUSHITANI/MaxFritz
Boots:TAICHI/TAICHI
昔からR100GSが欲しかったが、予算の関係で苦戦。知り合いのツテで入手できた念願の愛車だ。夫婦でタンデムをしながら北海道・九州・四国と日本全国を旅してきた
[Point]夫婦で息の合った着こなしは上品な大人のクラシックスタイル
それぞれ10着ほどウエアを持っているというオシャレなおふたり。バイクに乗っていない時でも着られることと、人とかぶりにくいことが気に入って、特にマックスフリッツを推しているのだそう。この日はベージュカラー&デニムパンツがリンクコーデになっていて、仲の良さが伝わってくるようでした。
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