【一度は走りたい全国林道ツーリング】④房総半島の林道ツーリング｜大山・横尾・高山・柚ノ木を駆け抜ける

都心からアクセスしやすい。房総半島南部を横断する林道群を紹介。マディやガレなど意外と路面は荒れ模様だ

※BikeJIN vol.265 2025年3月号参照

房総半島南部の林道群｜四季を通じて楽しめるツーリングルート

一年を通して比較的温暖な房総半島南部。その房総半島南部を、ダートをつないで横断する林道群がある。大山林道へは金谷から県道34号（長狭街道）を東へ進み、県道88号を左折。木ノ根峠の南側直下から山側へ伸びる取り付け道路Ⓐが大山林道の入口。フラットで走りやすいが、付近に民家もあるので対向車に注意したい。

大山林道を抜けると横尾林道に接続。ダート距離は6.5㎞でこの林道群最長となる。路面はフラットな部分もあるものの、はまったら一人では脱出が難しいマディや、岩盤むき出しのギャップなど荒れている部分Ⓑも多い。途中、広場や長狭街道を見下ろせる場所もあり、バラエティに富んだ林道だ。

横尾林道から道なりに進んでいくと高山林道との分岐に行き当たる。この分岐を直進すると国道410号に出るⒸ。大きな橋が目印となる。そのまま国道410号を南下し、県道34号との交差点が長狭中学校前交差点Ⓓ。コンビニやガソリンスタンドがあるので、休憩＆給油ポイントとして使いやすい。高山林道はダート1.5㎞と短く、基本的にフラットだが途中荒れた部分もある。

高山林道を抜けて舗装路を右へ。しばらく道なりに進むと柚ノ木林道に至る。台風の影響で路面は荒れ気味。支線には素掘りトンネルⒻもあるが、その先はアタックルートで引き返した。東側からのアクセスは北小町入口バス停Ⓔが目印となる。