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トナリのバイク人[2024年9月号掲載](関東編)

もはや日本の真夏は熱帯。だからこそ暑さ対策は必須で
高機能メッシュジャケットはヘルメットに次ぐ重要なライディングギア
ファッションも楽しみつつ、実用性も大切な真夏の着こなしを
皆さんはどう演出してるのでしょうか

BikeJIN vol.259 2024年9月号参照

Yさん 44歳

Honda REBEL250S
Helmet:SHOEI
Jacket:TAICHI
Glove:KOMINE
Pants:━
Boots:WILD WING

2年前に「最後のチャンス」とクルマと一緒にバイクの免許も取得したところバイクにドハマリ。おかげで仲間もたくさんできて、バイクライフを満喫中。YouTubeでバイク動画も配信中

[Point]オレンジのジャケットとオリジナルTシャツの妙味
普段着も派手なカラーコーデが好みだが、YouTubeチャンネルのイメージカラーがオレンジとのことで、「オレンジ色のジャケットを見つけたら即買い!」。夏用も冬用もオレンジ色のジャケットを愛用している。職業がグラフィックデザイナーとのことで、オリジナル制作のTシャツも素敵なデザインに仕上がっている。

「明日も晴れるよ!バイクに乗ろう!」「私の彼氏はバイクです」などのキャッチも秀逸

Hさん 49歳

Honda CB1100RS
Helmet:NOLAN
Jacket:alpinestars
Glove:alpinestars
Pants:KOMINE
Boots:KUSHITANI

バイク免許を取ったのは20歳で、バイクの縁で結婚。その後、ブランクを経て3年前にリターン。愛車は重いものの、走り出せば気にならないとツーリングだけでなくジムカーナも楽しむ

[Point]薄着に見えてしっかり身体を守るインナープロテクター
ジャケットなしのTシャツ姿だが、アルパインスターズのインナープロテクターとコミネのネックプロテクターで身体の防護と暑さ対策はバッチリ。お気に入りのブランドはアルパインスターズとクシタニで、「女性らしいデザインのスポーツ系ウエアが欲しい」とのこと。女性ライダーにとって大きな悩みのひとつだ。

インナープロテクターだけでなくネックガードもしっかりと装着していることがポイント

Yさん 56歳

DUCATI 900SS
Helmet:Arai
Jacket:IXON
Glove:DEGNER
Pants:Levi’s
Boots :DAYTONA

30年ほど前に購入した900SSはブランクのためしばらく動かしていなかったがキャブレターのオーバーホールだけで復活。今までにトラブルもなく乗り続けている良好コンディションだ

[Point]さわやかで涼しさ抜群のホワイトメッシュジャケット
シンプルな装いが好みとのことで、モノトーンで統一しながら黒はブーツのみというカラーコーデが夏には最適。昔はツナギを着て峠を走っていたそうだが、今では袖ヶ浦や筑波で年2回ほどサーキット走行会に参加している。ちなみにツナギはタイチ製。今欲しいのは3シーズンのレザージャケットだそうだ。

メッシュジャケットの下は高機能アンダーウエアを着用して、酷暑対策も抜かりなし

Sさん 56歳

Kawasaki H2 SX SE
Helmet:Schubert
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:KUSHITANI
Boots:KUSHITANI

愛車の購入動機はスーパーチャージドエンジンに乗ってみたかったこと。ライディングが楽しく、往復50㎞の通勤でも愛用中。そのため通勤用に買ったセローの出番が減っているそうだ

[Point]カワサキグリーンの絶妙にマッチするカーキグリーン
BMWに乗っていた頃は純正ジャケットを愛用し、「着心地はゴツいぶん風でバタつかず高速道路が楽」だったそうだ。今はクシタニで揃えており、ジャケットのカーキグリーンは愛車と絶妙にマッチ。ボトムもクシタニのデニム風レザーのパンチングだから、走行中は暑さを和らげて快適にライディングを楽しむ。

前身頃のダブルジッパーはメッシュ部分を拡大するので、涼しさ倍増で酷暑でも快適だ

Tさん 25歳

YAMAHA SRX400
Helmet:Arai
Jacket:ACE CAFE
Glove:POWERAGE
Pants:KUSHITANI
Boots:WILD WING

古いものにこだわりがあるというわけではないものの、愛車は’80sヤマハの名車。エンジンは500㏄にボアアップし、サスペンションやキャブレターなどをカスタムして走行性能アップ

[Point]ヤマハ’80sとうまくマッチするカジュアルなライダースウエア
バイクとウエアがモノトーンだからこそ、ラパイド・ネオの赤が強烈なアクセントで、被視認性も考慮しているとのこと。ウエア選びの基準は運動性が良いことで、とくにグローブは操作性を重視している。派手な色はアクセントのみにしているそうだが、この日のコーデは白のボトムが夏らしさたっぷりでグッド!

ボトムはクシタニのカジュアルラインで、内ももと内ヒザのレザーパッチがアクセントだ

Mさん 41歳

BMW R12
Helmet:AGV
Jacket:MaxFritz
Glove:Helston
Pants:ZARA
Boots:Dr.Martens

原付免許は16歳から持っていたが普通二輪は5年前、大型二輪を3 年前に取得。BMWにハマっており、R12は納車されたばかり。この日で慣らし運転が終わるとのことで、ロンツーを楽しむそうだ

[Point]オールブラックでバシッと決めた精悍なファッション
タイトなシルエットで黒が好きという、まるでリアル峰不二子のようなルックス。3着所有しているメッシュジャケットは黒×2、グレー×1とモノトーンで「本当は白を着たい」そうだ。ウエア選びもシルエットを重視し、「カッコいいものをコーディネートするのが楽しい」と、バイクライフを多彩に充実させている。

ウエストバッグは黒のレザーで、シルエットをタイトにするため後ろに回して装着する

F 45歳

BMW S1000RR
Helmet:Kabuto
Jacket:KADOYA
Glove:DEGNER
Pants:HYOD
Boots:KADOYA

電子制御デバイス、とくにサスペンションの出来の良さに加えて、ツーリングもできるライポジが気に入ってS1000RRを購入。ツーリングもワインディングも“ラク”に楽しんでいる

[Point]パンチングレザーで夏も乗り切るレザー派ライダー
愛車はスーパースポーツながら、レーシーではなくシンプルなレザーが好みということで、ジャケットはカドヤのパンチングメッシュ。レザージャケットは夏用2着、冬用2着をすべてカドヤで揃えているそうだ。そのため清掃はもちろんオイルやワックスも自分で塗り込み、レザーのメンテナンスも楽しんでいる。

高機能アンダーとパンチングメッシュの組み合わせならレザーでも暑い季節に着こなせる

Mさん 46歳

Honda REBEL250
Helmet:Ruby
Jacket:MaxFritz
Glove:POWERAGE
Pants:MaxFritz
Boots:SCOYCO

若い頃からバイクに憧れはあったものの機会がなく、6年前に近所のおじさんが後ろに乗せてくれたことで一念発起。免許取得と同時期に発売されたレブルを購入した。やや重いがツーリングに最適!

[Point]バイクのカラーと巧みに色を合わせたカジュアルコーデ
品質が良いのに割と安く、落ち着いたデザイン、他人とあまり被らないという理由でマックスフリッツを愛用。ジャケットとボトム以外にブーツも2足持っているそうだ。この日のスコイコのシューズは靴紐を好みに換装してアレンジ。ツーリングだけでなく、バイクファッションもしっかりと楽しんでいる。

ルビーのヘルメットはカーボン製で、フランスブランドならではの洒落たデザインだ

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