【バイク未来総研発表】事故件数最多の50代以上のライダー層ほど装着率が低い傾向!? ドライブレコーダー意識調査2024
バイク王が運営するバイク未来総研の取り組みとして、同社がサポートするバイク情報サイト「バイクライフラボ」に、ドライブレコーダーに関するアンケート調査の結果を公開した
詳しくは8月1日公開のサイトを見てほしいが、アンケート結果に対する三井住友海上火災保険株式会社自動車法人営業部二輪室の見解と共に、概要をお伝えしよう
バイク未来総研とは
「バイク未来総研」は株式会社バイク王&カンパニーがバイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に発足させたもの。モータージャーナリストの宮城光さんが所長を務めている9割のライダーが欲しいドライブレコーダーの今
ドライブレコーダーの装着率は約4割。編集部の印象よりも高い数値だ。若年層は記録用カメラの装着率も高い。ニュースでは50代以上のリターンライダーの事故が多く取り上げられるが、若年層よりも50代以上のライダーの方が装着率が低い傾向となっている。
ここでドライブレコーダーのメリットを復習しておこう。映像は事故解決の証拠となるが、実際に解決日数の短縮、お互いに納得した円満解決にもつながるという。また安全意識が高まり事故頻度が22%程度下がるとも。自分も撮影されているので規範意識が高まるためのようだ。
重傷事故件数は20代が最多で47歳になると半減する。経験と技術の向上によるものだ。では、ベテランならもうドライブレコーダーは必要ないのかというとそうではない。50代以上は身体の衰えによる事故や、リターンライダーがハイパワーなビッグバイクの購入でリスクが増えている。社会的に自分の身を守り、安全運転の意識向上のためにもドライブレコーダーの導入をオススメしたいと感じた。
今回のアンケート調査の結果では若年層は比較的ドラレコ装着率が高い傾向にあるが、ライダー人口の多くを占める40〜50代以上では、その9割が使用したほうがよいと考えているのにも関わらず、装着率が高いとは言えない状況だった。そしてその理由の約6割を占めるのは価格の問題がある。どれほど高尚なお題目があろうと、現実的に世に広く普及するためにはその経済性という観点は重要だ。
ライダーの実態
- バイクの車体装着率は4割程度
- 9割方が使用した方が良いと回答
- 装着車両の事故率は2割減(※4輪のデータ)
- 普及のネックは製品の価格帯
ドライブレコーダーのメリット
- 事故の証拠映像を残せる
- 自分の運転を見直せる
- 危険運転を抑止できる
- 旅の思い出を記録できる
デイトナMiVue M802WDを編集部員が実際にテスト
Front Camera
あおり運転などのトラブル増加にともない、自己防衛やトラブルの抑止力として、後方も録画できるドライブレコーダーの必要性が高まっているのでリアカメラも重要なアイテムだ
Rear Camera
事故の瞬間をとらえるフロントカメラ。衝撃があると事故の瞬間だけでなく前後20秒を自動的に保存する機能や、ナンバープレートなどが確認できる高解像度、肉眼では判別が難しい夜間も記録可能
■スマホで簡単操作
iOS、アンドロイドそれぞれのアプリをインストールして、Wi-Fiで本体と接続する。スマホで操作が可能となり録画映像をその場で確認できる。また映像の録画場所も地図アプリと連動して記録されている。インターネット接続でSNSへのファイルアップが可能
■最新ドライブレコーダー
本体、カメラ2個、リモコンスイッチ、取り付け用ハーネスなどがセットになっている。補修部品や取り付け用ステーなどのオプションも充実しているので安心
DATAMiVue®M802WD47750
価格:4万700円
■バイク専用品がオススメ
- 防塵・防水
- 振動に強い
- コンパクト設計
- スマホと連動
- 録音機能
四輪用のドライブレコーダーは車内に取り付けるが、バイク用は屋外となるため風雨や粉塵にさらされる。また、クルマより激しい振動にさらされる可能性が高いことも要注意。同じ12Vでもバッテリー容量が小さいという現実もある。したがって故障のリスクを抑えるためにもバイク専用に設計された製品を選ぶことをオススメしたい
Campaign
■バイク王が取り付けをサポート
バイク王では安心のバイクライフを提供するために、中古車としては珍しい最長7年の長期保証などの品質への取り組みをおこなっているが、さらに今回は、ドライブレコーダー普及の取り組みの一環として、取り付け工賃を期間限定料金で提供する。手間暇がかかりある程度の技術も必要なので、一般ライダーにはありがたいサービス
内容 | バイク王でドライブレコーダー購入すると工賃割引 |
対象製品 | デイトナ製ドライブレコーダー |
対象店舗 | 買取専門店を除くバイク王全店 |
対象期間 | 2025年5月31日(土)まで |
■バイク王の認定中古車
バイク王が年間に扱うバイクの台数は10万台に及ぶ。その中から、走行距離の改ざん、フレーム修正のない良質な車両を厳選し、62項目に及ぶ厳格な整備(有償)を実施し最長7年の長期保証を付けて販売する車両が認定中古車。ユーザーが安心してバイクライフを過ごせるよう、このような手厚い保証もバイク王では充実している