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トナリのバイク人[2024年8月号掲載](関西編)

梅雨に入り、雨の日が続きます
湿度も気温も高くなるので、ツーリング中のコーディネートに悩みますよね
そんな気候に負けず走り回る関西ライダーの皆さんに
快適でカッコいいファッションの秘訣を聞いてみました!

(BikeJIN vol.258 2024年8月号参照)

Hさん 48歳

YAMAHA XSR700
Helmet:SHOEI
Jacket:DAINESE
Glove:DAINESE
Pants:KUSHITANI
Boots:DAINESE

ワインディングを走るのがとにかく大好きで、5月中はなんと、2日に1回も走りに行ったタフな女性ライダーだ。「ご飯よりもバイク。体力と闘いながらエンジョイしています!」

[Point]峠を走るにはコレ!走りやすさNo.1のブーツ
峠道を走るためにバイクに乗っていると話すひさおさん。ウエア選びにもブレがなく、一番重要視している点は「いかに走りやすいか?」ということ。ダイネーゼはレースシーンでも活躍するブランドで、身体へのフィット感も安全性も文句ナシ。自宅近くに店舗があるため、試着しやすい点も嬉しいのだそう。

ブーツは他にも持っているが、レーシングブーツが一番足の動きを妨げず履きやすい

Cさん

TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER
Helmet:SHOEI
Jacket:SCHAFFEN
Glove:DAYTONA
Pants:WORKMAN
Boots:DAYTONA

トライアンフのWEBサイトを見てボンネビルに一目惚れ。翌週すぐ契約をしたというチェキさんの決断が素晴らしいものであったことは、晴れやかな笑顔からも明らかなのです!

[Point]古着を取り入れ愛車にマッチするレトロコーデ
バイクに合わせてファッションを楽しんでいるというチェキさん。タンクが赤なので、ウエアは赤や茶色系のカラーで探しているのだそう。この日着ていたのは、古着屋さんで出会ったというドイツ製のレザーメッシュジャケット。クラシカルなデザインのボンネビルにピッタリな、渋めのレトロファッションです。

バイクのデザインを活かすため、パニアは付けずRIZEのバッグを腰に巻いて愛用中

Fさん 45歳

KAWASAKI Z1000
Helmet:SHOEI
Jacket:TAICHI
Glove:TAICHI
Pants:EDWIN
Boots:alpinestars

コロナ禍で20年ぶりにバイクへリターンをしたという藤本さん。これをキッカケに、なんと奥様も免許を取得! 子供が大きくなったら夫婦でツーリングに出かけるのが夢なのだそう

[Point]気分でウエアをカラーチェンジ今日は差し色レッド!
全身を同じメーカーの製品でカチッとそろえるよりも、ある程度バラけさせてラフに見せることを意識しているのだとか。その日の気分に合わせていろんな組み合わせを楽しんでいるそうで、今日のテーマは「黒を基調に、赤の差し色で締める」。バイクを降りた時、街に馴染みやすいデザインも意識しているのだそう。

BEETのマフラーは、説明会やイベントに参加したうえで購入した厳選アイテムだ

Yさん

Honda CB1300SB
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:NANKAI
Pants:━
Boots:KUSHITANI

とにかくバイクで走ることが楽しい一心で乗り続けているという、生粋のライダー。この日はインスタで知り合った友人と、初めて一緒にツーリングに来た記念すべき日なのでした

[Point]車体のサイドで輝くのはオーダーメイドのチタンステー
ウエアはオークションで購入することが多いため、一期一会の出会いで探しているのだそう。「たまに失敗することもあるけど、だんだんコツが分かってきたし、サイトを見ているだけの時間も楽しいんです」燃えるような赤い髪と、ジャケット・CBの赤が見事にマッチしていて、カッコよく目立っていました!

チタン製のステーは、純正品を業者にわたしてオーダーした世界にひとつだけの品だ!

Tさん 49歳

YAMAHA XSR900 GP
Helmet:Arai
Jacket:HYOD
Glove:DAYTONA
Pants:HYOD
Boots:KUSHITANI

モーターサイクルショーで展示されていたXSR900GPに一目惚れし、発売したばかりのところを即決して購入。気の合う仲間と、日々ワインディングを走って楽しんでいる

[Point]一目惚れのバイクに合わせてネオレトロな装いに
HYODの製品はシルエットがキレイに見えるため、とくに気に入っているのだそう。バイクに合わせて数着を使い分けているが、峠道に行くことも多いため、どのウエアもプロテクターはマストだ。足元にはスニーカー風ブーツを合わせることで、抜け感が出て、新時代のレーサーにピッタリな装い。

デイトナのレザーグローブは、ネオレトロな愛車にピッタリ。安全性もバッチリだ

Oさん 27歳(46歳)

YAMAHA SR500
Helmet:SHOEI
Jacket:KADOYA
Glove:BUGGY
Pants:uglyBROS
Boots:Dr.Martens

身長150㎝でSRを操る素敵なライダー!事故で全損したが、イチから整備し直したため愛着もひとしお。カッコいい生き様はインスタ:foxy.lady_s13.sr500でチェック!

[Point]タイトなレザー使いでレディに決める
普段着に着物を選ぶこともあるというオシャレ上級者で、アイテム選びのセンスが抜群だ。クラシカルなSRに似合うようレザーを中心に、女性らしいタイトなシルエットのアイテム選んでいるのだそう。とくにカドヤの製品が気に入っていて、必ず店舗で試着したうえで、袖や裾を自分に合わせて調整してもらう。

お玉さんの雰囲気にピッタリなグラムスターは、仲間がお任せでペイントしてくれた

Sさん

SUZUKI GSX-S1000GT
Helmet:SHOEI
Jacket:Urbanism
Glove:YELLOW CORN
Pants:Levi’s
Boots:━

今まで10台近くバイクを購入し、すべてスズキ車を選んできた。「鈴菌なんです」というコメントにも愛を感じた。ツアラーが欲しくて購入した現在の愛車は、青いカラーも決め手だ

[Point]スズキ車のカスタムと言えばヨシムラのマフラー!
ツーリング時のファッションは、値段を重視しつつも、カチッとし過ぎずラフにまとめることを意識してコーディネートしているのだそう。まさにアーバニズムのジャケットはシンヤさんの好みにピッタリで、さりげなくスタイリッシュなデザインが決まっていた。インナーに普段着のシャツを着れば、着心地も完璧!

ヨシムラのマフラーは低音が心地良くお気に入り。スズキ感も出て大満足している

Aさん 50代

Honda CBR600RR
Helmet:Arai
Jacket:DAINESE
Glove:KOMINE
Pants:DEGNER
Boots:AVIREX

かつては中型バイクに乗っており「ガッツリ峠を走りたくて。いつかは600㏄に乗るぞ!と思い続けてようやく購入した、念願の愛車です」。取り回しもしやすく満足している

[Point]ダイネーゼではレアなレディースのシャツをゲット!
ダイネーゼに惚れこみ、ウエアだけに留まらずキーホルダー・ステッカー・SNSアイコンなども同社のデビルマークでそろえている。ただし海外製品で大きめのアイテムが多く、サイズを間違えると運転の妨げになってしまうのだそう。しっかり走りたいからこそ、買う前に必ず試着することを心がけている。

車体の差し色と同じ色、ブルーのロゴ入りTシャツは見つけた瞬間「欲しい!」と即決

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