【40歳からはじめるイケてるライダーへの道⑤】卒業検定は覚えゲー!? 検定コースを暗記すべし!
40歳を迎えて突如バイク雑誌編集部に配属となったカザマ
イケてるライダーを目指す生活がスタート
そもそもイケてるライダーってなんだ? と自問自答を繰り返す日々
今回は免許所得後に乗りたいバイクについて考えます
2輪免許取得は第二段階へ進み、最初の講習のとき、A3サイズの2枚の紙をわたされました。指導教官に聞くと「卒業検定で走る教習所内のコース」で、A、Bふたつのコースがあり「当日の検定ではどちらのコースを走るか分からない」とのこと。要は、検定までにどちらも走れるように2つのコースを完璧に覚えなければいけないということ……!?
【今月の教習内容】
実際の路上ではバイクは見えにくい……!
これまでクルマを運転しているときにはそれほど気にかけていませんでしたが、クルマから見たバイクは思ったよりも小さく認識しづらいということを実感。「クルマからどう見えているか」は、常に注意しなければ。
この日はたまたま午前と午後の講習を予約していて、「午後の教習で早速走ってもらうので、それまでに覚えてください」と笑顔で話す担当教官。道を覚えるのは苦手ではないですが、狭い教習所内で道順を変えながらおよそ3周するコースはとにかく複雑。2時間ほどコースマップとにらめっこして実際に走りましたが、走りはじめてすぐのクランクを通り過ぎるミス! やはりマップと実際に走る道は感覚が違い、完璧に覚えるには少し時間がかかりそうです。
講習も実際の路上を想定した内容が増えてきました。第二段階はじまってすぐの講習では、教官の方が運転する自動車の助手席に乗って「クルマからバイクがどう見えているか」を体験。「対向車線を走るバイクは思ったよりも小さく、遠くを走っているように見える」ということは理解していたつもりでしたが、あらためて体験してみると想像以上でした。
乗っていたクルマは走り抜けられそうなタイミングで交差点を右折し始めましたが、対向車線のバイクのスピードが思ったよりも早く、あわや衝突しそうに……。
体験後、教官の方からは「直進のバイクが優先されますが、事故が起きてしまったらダメージがあるのはバイクです。走行中は右折するクルマには常に注意してください」というお言葉。こういった右直事故はここ数年で増加しているとのこと。その理由が分かりました。免許取得後も、いざというときに避けられるスピードと心構えでの走行を心がけたいと思います。
教習以外では、3月11~12日の2日間、北海道モーターサイクルショウでBikeJINブースを出展してきました。空き時間には各社ブースの展示バイクを見て、乗り初めのバイクを何にするか妄想。地元の教習所ブースが実施していたでは、引き起こし体験に参加。教習所で教わったコツを思い出しながら一発でクリア! もう転倒しても怖くない!?