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【オフローダーへの道⑤】田﨑慎也流走れるオフの選び方 ~Honda・CRF250L~

林道やオフロードをたくさん走って上手になるぞ!
と意気込んでオフロードバイクを買ったものの
関東近辺は一体どこの道を走ったらいいか悩んでしまう
田﨑さんが選ぶオフロードの基準を聞いてみた

オフロードバイクを買ったはいいけど全然走れないじゃん。というのが最初に抱いた感想です。東京近辺から富士山方面へ抜けていくルートの1つに道志みちという有名なワインディングがあります。そこには走ってみたいなと思う林道がたくさんあるのですが、一部の林道は通行禁止、もしくは閉鎖されているという実態が。ゲートがしてあっても、壊したり無理矢理乗り越えて先へ進むというイタチごっこがあるという話も聞いたことがあります。

支線の入り口にロープが貼ってあることも珍しくない。周りに立ち入り禁止とは書いていなくても、なにかしらの意図があるだろうという予測ができる。入らないのが無難だ

オフバイクを買うまではそんなこと気にしてなかったけど、いざオフ乗りになると深刻な問題だなと。林道は森林の整備や保全のための道。そこを俺たちオフ好きが使わせてもらっているということ。なので、そこにルールがあれば守らなければいけません。

林道には環境保全のためや土砂崩れなどで立ち入りが禁止されている場合もある。忠告を無視して好き放題走っていると、自分たちの走れる場所を狭めることにもなりかねない

俺が林道やオフロードを走る時の基準はシンプルで、先月号に登場した御荷鉾スーパー林道なんかは、元々観光も想定して作られた林道なので走っていいだろうという判断。そのほかに柵やゲートがないか、立ち入り禁止の看板などをチェックをしています。中には崩落で通行するのが危険という意味もあるので、無理して柵の中に入るのはあまり現実的ではないかなと思います。どんなに楽しくても無事に家に帰ることが1番です。そんなことを考え出すと走れるオフロードって少ないなって思いますよね。

そこで、きちんと整備されたオフロードコースを走るというのもひとつの選択肢です。川越にあるオフロードヴィレッジというコースをなぜかカブで走ったことがあるのですが、やはりちゃんと整備された場所は良いです。安全な場所でオフロードバイクの乗り方を練習すると技術が向上して、普段の林道ツーリングでも活かせますし、よりバイクライフが豊かになるのではないかと思っています。

安全に走行できる整備されたコースでの練習は上達にも繋がる。上手になれば林道でも応用が効くのでよりバイクライフを楽しめるはずだ

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