トナリのバイク人[2024年2月号掲載]（関東編）

今年の初冬は早朝は寒いけど日中はポカポカ陽気
そんな週末が続いたこともあって
バイクウエアの選び方も難しい日が多かった
そんなときでもファッションを楽しむライダーを発見！

N・Tさん 67歳

[Point]モダンイタリアンにも似合うブリティッシュトラディショナル

　旧車と同じくトラディショナルファッションが好みで、ヘルメットはベル、ジャケットはバブアーを着用。ボトムのベージュが落ち着きあるアクセントだ。レースではクシタニを愛用していたが、ストリートではブリティッシュスタイルでまとめることが多いそう。こうしたスタイルにはハンチングがよく似合う。

U・Kさん 47歳

[Point]ミリタリーテイストのカラーをカジュアルなパーカスタイルで

バイクウエアはストリートとサーキットそれぞれに用意し、2カ月に1回ほど楽しんでいるサーキット走行会ではダイネーゼを愛用している。ストリートではタイチが好みで、機能性とデザイン、着心地の良さがその理由。とくにバイクを下りて街歩きをするとき普段着に見えるところが気に入っているそうだ。

M・Kさん 46歳

[Point]彩度を抑えた渋みある赤いジャケットがアクセント

　ブランドの好みはとくにないが、購入するときは必ず試着してフィット感などを確認し、通勤からキャンプツーリングまで幅広く使えるものを選んでいる。また、普段着は黒っぽいものが好みだが、バイクに乗るときは安全のために目立つ明るい色を選ぶよう心がけ、プロテクターもしっかりと装着している。

I・Yさん 51歳

[Point]カーキ色を巧みにコーデしてハンターカブのイメージとも調和

カブとCBRではウエアを完全に分けていて、カブではカジュアル系、CBRではHYODなどのスポーツ系を着こなす。好みのブランドはマックスフリッツで、それ以外のブランドでも細身に見えるタイトなシルエットのものを選ぶ。カーキ系カラーでまとめたコーディネートは赤いハンターカブと絶妙な組み合わせだ。

Kさん 56歳

[Point]黒のムートンジャケットが落ち着いた大人のムード

ウエア選びのポイントは見た目の格好良さで、バイク用にこだわらず一般アパレルをうまく組み合わせてファッションを楽しんでいる。この日のジャケットもバイク用ではなく、黒ずくめながらもムートンジャケットが個性的なアクセントになっている。今は春や秋など気温変化が激しい時期に着られるウエアを物色中。

K・Tさん 39歳

[Point]スタンダードなアメカジをバイクと合わせてうまく着こなす

永遠のスタンダードMA-1は、バイクカジュアルでも定番。ブランドこそエースカフェだが、アルファインダストリーズのブーツと合わせてアメカジ＆カフェスタイルをうまく両立させている。バイクウエア選びは、バイクとヘルメットのベージュに合う色を選ぶそうだが、きっと赤や橙のような明るい色も似合うはず。

S・Yさん 60歳

[Point]エイジング加工のホワイトレザーがムードを醸し出すジャケット

　色や形が派手なドラッグスター200に合うカラーは白がベストと考え、イタリア製のレザージャケットを個人売買で入手。ナイキのスニーカーも白で合わせ、カラーコーデに抜かりはない。グローブも白にしたいそうだが、春夏用はともかく冬用グローブに白が見当たらず、ネットやショップで探しているところだ。

N・Kさん 49歳

[Point]オレンジ色を上手にコーデしたルックスも温かそうな装い

明るい色合いが好きで、お気に入りブランドはそうしたカラーラインナップが豊富なタイチ。プロテクターは必須。インナーにしているセーターは一般アパレルだが、モコモコしないものを選んでバイク専用として愛用中。季節ごとにウエアセットを揃えてあるが、趣向が異なるセットをもうひとつ揃えたいそうだ。