編集ヤマキのゼファー復活記

どうしても乗りたくて手に入れた愛車、カワサキ・ゼファー
大切に乗っていた（つもり）だったけどだんだんガタが……
そんな予兆を見て見ぬフリした結果、動かなくなりました
この連載では不動のゼファーが
復活するまでの軌跡を辿ります

愛車復活までの道は長い

この連載は編集ヤマキの懺悔と愛車復活までの記録である。最終的にはエンジンがかかり各部の不調が改善され、快適に走れるようにすることを目指したい。

　2023年の春前、愛車のゼファーが動かなくなった。どうしても乗りたくて購入したバイクなので毎日通勤に使ったり、まさに相棒のように自分なりに大切にしてきたつもりだった。

　が、ある日突然動かなくなった。いや、正直に言おう。突然ではない、今考えるとさまざまな予兆やSOSが愛車から出ていたように思う。それを見て見ぬフリや先送りにした結果、ついに動かなくなってしまったのだ。

ガタが来ているっぽい箇所

　パット見ただけで分かる、フロントフォークのシールのひび割れ、ブレーキキャリパーの汚れ、チェーンの劣化などなど……。これ以外にも早急にメンテナンスしなければならない箇所が山積みだ。

　間違った先入観と、半端な知識で僕がやっ（ちゃっ）たことは下記にまとめておいたので、もし同じ境遇の方がいたら（いないとは思うが）すぐに信頼できるショップに持っていくことをオススメしたい。

　先輩ライダー、編集部ナカジマのススメもあって、ゼファーを見てもらうことになったのは千葉県市川市にお店を構える「エムエスセーリング」さん。メンテナンスからチューニングまで行う、信頼の厚いカワサキの正規取扱店だ。

　こんな状態のバイクを持っていくのは恥ずかしいが、これ以上悪化しないよう、恥を忍んでゼファーを持ち込んだのだった。

　次回以降は、エンジンがかからない原因や問題のある箇所のメンテナンスを中心にお届けしていく。こうご期待！