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【愛知県・ツーリング】紅葉を求めて三河湖ツーリング[マヒトが行く]

ロイヤルエンフィールドのクラシック350とハンター350で向かった香嵐渓。紅葉のトンネルをくぐり、立ち寄った五平餅の店や三河湖では地元の味と絶景を堪能しました。紅葉渋滞すら旅のアクセントに変える、心に残るツーリングをお届けします!

寄り道しながら目指すは紅葉!

ココからは紅葉を愛でに香嵐渓を目指す。今回の車両は、俺がクラシック350でカザマルがハンター350。もちろん両車ともロイヤルエンフィールドのモノ。それにしてもこの2台、エンジンもシャーシも同じというのに乗り味が全然違う。カタログスペックや動画では表せない、心に響くものがある。ぜひ一度乗ってみてもらいたい。特に初心者や小柄な方、中免持ちのリターンライダーにはおすすめしたい。ってそんなことを書きながら、ベテランって言われる俺が乗ってもとてもいいんよねぇ〜。

そんなことを思っていたら気になる五平餅の看板を見つけたので寄ってみることにした。店に近づくと「5のつく日は50円引き!」や、「あさぎりが出たらもう一本!」とか気になるワードが書いてある。お店のお姉さんに話を聞くと、掲げられた文字通りのサービスがあるとのこと。そんな話を聞いたら昭和生まれの”あてもん文化”で育った身としては放っておけない。待つこと暫しで出てきた五平餅は思ったよりも大振りで、価格も450円と”お値打ち”。地元のお米「ミネアサヒ」の丼一杯分を七分殺しにして整形して、美味しい赤味噌の蔵元「升塚」の味噌を使ったタレを塗って丁寧に焼いている。これだけの材料と手間を掛けて不味いものができるわけがない。目の前の広い駐車場は、休日ともなるとツーリングライダーでいっぱいになるらしい。「もう一本!」と後を引く美味しい地元メシを発見できたな。

五平餅屋 あさぎり

国道301号沿いのデイリーストアのお隣りにある五平餅屋さん。俺達みたいな観光客から見ればオヤツな五平餅ダガ、コノ辺りでは“食事”になるそうで、大きさもデカイ。軸にあさぎりが焼印してあればもう一本

豊田市花沢町ヌマ75
TEL0565-90-3155
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木曜

休憩を終えてさらに香嵐渓に向かうのだが、もう一つ寄り道をしよう。走ってきた国道473号から少し脇に外れて、やってきたのは「三河湖」。ここにある「三河湖テラスこりん」を見たかったのと、湖畔の気持ちいい場所でコーヒーを淹れようという寸法なのだ。

三河湖で一杯おSOTOで珈琲
KADOYA の“RIDERS SHOU LDER BAG”の中に、バーナー、クッカー、ガス缶、カップオンコーヒーのすべてが収まる。コレなら何処でも気軽に連れ出せる。おSOTOでコーヒー、美味しいヨ

こりんには観光情報と、大きなガラス壁面から見える景色しかない。しかしこれが逆にゆったり景色が観られて贅沢だ。贅沢を満喫したところで湖畔の散策路を歩いていたら、おあつらえ向きの東屋があったので火に気を付けながらコーヒーを淹れる。道具一式はボディバッグに収まるギア3種、コンパクトさのトライトレイル、クッカーはサーモスタック、ガス缶はcbタフ125。これならどこにでも連れて行ける。

情報と景色しか無いと言ってもイイ“三河湖観光センターこりん”はソレが逆に寛ぎに繋がっている。自販機とトイレはアルが「食事は近隣のお店へどうぞ」と誘っているかのようなトコもイイね

コーヒーを飲み終えて深呼吸と伸びをひとつ。「さぁ香嵐渓まであと少しだ」。このあたりまで来ると、紅葉のトンネルを通ったりで目的地が近いことを知らせてくれる。そして始まる紅葉渋滞。平日だというのにすごい人波に驚くが、確かに一見の価値がある景色だ。ただ、多くの人は紅葉ばかりで足助の町並みを歩く人は少ない。露店を冷やかすのもいいが、町のあちこちにある細い路地の風情や、古くから町の子供たちの成長を見守ってきた駄菓子屋さんで団子を頂いたりすることもお忘れなくね。

香嵐渓一番の紅葉ビューを誇る待月橋からの絶景は、思わずツーショットを決めたくなる景色。俺達は時間が許さなかったが、夜のライトアップもアルヨ
標高が上がって来ると正比例するかのように樹々の葉が色付いていく。秋の陽射しが紅葉を透けて見させてくれるのが嬉しい。自然は美しいなぁ

ってことでロイヤルエンフィールド愛知に帰ってきた。今回の道行きのほとんどが岡田社長に教わった。感謝しつつ、最後に美味しいお店教えてもらっていいですか?岡田社長、これからもどうぞよろしくお願いします。

足助の町で大正から続く“ぜんさ”さん。地元の方々の憩いの場所でもアルようダ。女将さん手作りの団子は甘過ぎず何本でもいけるゾ

足助で見かけたマンホールアート。可愛いのも有れば名所も。さらに香嵐渓近くの役場前には量産型ゲルググのソレも。コレを求める旅も面白いネ

シメメシ

最後の最後もロイヤルエンフィールド愛知さんのおすすめ
「最後にシメメシを教えてください」と岡田社長に聞いてみたら、教えてくれたノガ、三河安城駅前の“北京本店”で出される“北京飯”。いわゆる名古屋飯とは違う“三河めし”の代表選手。先々代のちょっとしたミスから生まれた北京飯は、今もファンを産み続けているノダ

北京飯:773円
豚肉の唐揚げとフワッフワの卵、そしてご飯をレンゲにすくって一気に口一杯に頬張ると、なんとも言えない旨みと優しい食感。ヤバイ止まらねぇ!

北京本店
愛知県安城市三河安城本町2-4-1
TEL0566-75-0230
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜21:30
定休日:月曜

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