【マヒトが行く】冬キャンプを楽しむライダー必見!鍋料理と焚き火で温まる贅沢時間
智光山公園キャンプ場で過ごす冬キャンプは、バイク旅に最適なテントと焚き火を囲むひとときから始まります。寒さを吹き飛ばす辛ラーメンプデチゲやポトフは、手軽に作れて仲間との会話も弾む最強の鍋料理。焚き火の温もりとともに味わう特別な夜をお届けします!
2つの鍋料理で寒さ知らずの夜
智光山公園キャンプ場に初めて訪れたのは6〜7年前。入間在住のガッキーに誘われたノガきっかけ。当時は、よくアル〝公的施設的ヤレ感〞があったが、現在のココは昨今のキャンプブームを受けてか、随分とアップグレードされている(利用料も幾分上がったケド)。撮影の都合上、ココのオートサイト(電源付)にテントを2張りするのダガ、コノサイトが余裕の広さで助かる。
智光山公園キャンプ場
今回のテントはDAYTONAがライダーの為に作った〝Oneティピー〞と〝MAEHIROドーム〞。2張り共に仕舞い寸法のコンパクトさからは想像出来ない快適空間を有する〝バイク旅テント〞ダ。
モノポール特有の〝裾に向かう程に感じるウオールの圧迫感〞を緩和する構造のOneティピーと、ツールームドームに欲しかった〝高さ〞を前室に盛り込んだMAEHIROドーム。欲を言うならスカートも欲しかったトコダガ、ソレを差し引いたとしても全体的にバランスの取れた良品ダ。
設営を終えたら焚き火を始めよう。今夜のメインコンロと暖房はコイツがキモ。着火方法は小学生の時に習った枯れ葉から小枝、ソコから徐々に枝を太くしていくノガ基本ダガ、コノ日は雨の谷間の曇り空で残念ながら枯れ葉が無く、大人の最終兵器SOTOのガストーチで一気に点火へと持ち込む(実は用意していた薪も湿っていて、ガストーチが無ければやばかったカモ)。ガストーチと火吹き棒で炎を安定させ、焚き火台の脇に濡れてしまった薪を並べて乾かしておくとイイ。ココまで来れば一安心、ようやく調理に掛かれる(やっとダ)。
カザマルは〝辛ラーメン〞を使った辛ラーメンプデチゲ、俺はSAIBOKUのソーセージ、フランクフルト、ベーコンを使ってポトフを作るコトに。写真点数は少ないし、調理手順の説明も少ないが、それでも作るコトができてしまうコノ優秀な鍋は、料理が苦手な諸氏でも出来てしまう筈ナノで参考にして欲しい。
辛ラーメンプデチゲの材料は、ピリ辛ウインナー、白菜、しめじ、ネギ、キムチ、スライスチーズ。味付けはキムチの汁と辛ラーメンの粉末スープのみ。お湯を沸かして具材を適当な大きさに切って煮る。全体に火が入った頃にキムチと粉スープを入れて一煮立ち、沸いたらソコにスライスチーズを投入してトロけたトコを頂くと辛味が効いて温まる。
ポトフの方は、最低限野菜を洗うが、何ならそのまま鍋に入れてもイイ。但し少々食べづらいカモナノで、皮は剥かなくてもイイから食べ易い大きさには切っておこうか。材料を鍋に入れたらソレが浸る位の水を投入して火に掛ける。あまり性急に煮立たせず、中火くらいでコトコトと煮て行こう。沸騰して来たトコロで固形コンソメを1〜2個鍋に放り込むが、コノ時点でソーセージやベーコンからイイ味が出ているノデ、分量は適当(最悪コンソメが無くてもイイ)。
適当に一杯やりながらチョイチョイ味見をするとイイが、コノ時に塩を少しずつ入れて味を整えると最高に温まる地味豊かなポトフが出来上がるゾ。そうして完成した鍋を互いにつつきながら、仕事を忘れてバイク談義に花が咲く。普段のキャンプではいろいろな料理を次々に作って行くノデソレに気を取られてしまって話が途切れるが、鍋はソコにアル材料を適当に補給しながらでイイノデ、仲間との冬キャンプには持って来いの料理と言えるネ。