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【一度は走りたい全国林道ツーリング】②茨城県 冬に明るい雰囲気の落葉林を抜けるダート

茨城県、福島県、栃木県の県境にある八溝山。
その周辺には林道群があり、すべて走破できれば
約30kmのダートを楽しめるのだが……

※BikeJIN vol.263 2025年1月号参照

出典/林道ツーリングガイドブック2024〜2025

※掲載している林道の情報は、取材時の状況を反映して記述しているものがあります。林道は冬期の積雪が遅くまで残るエリアもあり、秋も早いうちに降雪がある場合があります。また、林道は工事や災害で不通になることも多いので、地域ごとの特性を考慮の上、ツーリングにお出かけください。

八溝山の絶景と冒険!林道群を巡るツーリングガイド

古くから信仰の山として知られている八溝山。

お城を模した展望台からは富士山も遠望できるという。その八溝山周辺には林道群があり、1日中遊べるエリアとして人気だったが、そのメインとも言えるのが峰越連絡林道真名畑八溝線だ。取材時には路面崩落Aがあったのだが、現在は修復済み。磐城石井駅Bから県道196号で茗荷方面へ向かい、八溝川にかかる橋を渡ったところで右へC。八溝川に沿って真名畑方面へ進むとダートがはじまる。先ほど人気だったと書いたのは、修復工事は終わったものの、落石や倒木があり暫定的に通行止めとなっているから。再開を待とう。

Cから県道196号を進み、茗荷川に沿って右へ行く分岐Dが茗荷林道。谷あいの林道Eで展望はきかず、2・3㎞のY字路でゲート封鎖。このゲートは開いていれば、尾根を越えて真名畑八溝線に接続する。

D茗荷川に沿って右へ行く分岐

再びCへ戻り、東館駅へ向かう。国道349号を湯岐温泉方面へ向かい、入宝坂にあるのが金沢入宝林道だ。3㎞の短いダートだが、薮が生い茂り路面も整備されておらず、なかなかハード。無理せず引き返すのも全然アリだ。

国道349号「市の沢バス停」から、しらかわグリーンファーム方面へ向かい、さらに入山の山桜方面へ進むと板庭入宝坂線の看板がある。磐城塙駅方面Fへ抜ける6㎞のダートだ。展望ポイントもあるが、塙側は山菜取りのクルマも多いので注意しよう。

広域基幹林道板庭入宝坂線ダート:6km
金沢入宝線ダート:3km
茗荷林道ダート:3km

ダート合計11.3km

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