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【マヒトが行く!】-新潟県三条市- ②鹿番長にまみれてみよう果たしてソノ感想は?

BikeJIN vol.259 2024年9月号参照

快適フィールドで注目ギアを総チェック!

俺達がキャンプをする為にやって来たのは高波常務オススメのCAPTAINSTAG八木ヶ鼻オートキャンプ場。川沿いで、対岸には立派な温泉施設。そして名前の由来となった八木ヶ鼻はキャンプ場から振りあおぐ巨大な崖山で、登山客も多い新潟でも有名な景勝地。ココのサイトは全面芝生でコテージもアル高品位キャンプ場ナノダガ、管理してくれているスタッフさんの距離感が絶妙で気楽に過ごせるノガイイ。

チェックインを済ませ、早速テントの設営に取り掛かる。協議の結果カザマルはトンネルタイプの3人サイズ〝トレッカーユーティリティードーム3UV〞で、俺は軍幕ライクな一人用〝トレッカーベースソロUV〞に決定。各々でテントを貼り始めるが、ソロUVは特殊な貼り方では無いノデさほどの苦労も無く綺麗に立ち上がる。3UVの方は3人用なのと、前室の広いトンネルスタイルの幕ナノデ少し時間が掛かったが、慣れれば10〜15分位ダロウ。張れてしまえば幕内が広いのは魅力的で、冬のお籠りなんかはバッチリで、仕舞寸法のコンパクトさも魅力的なひと張りやなぁ。

今や一時期の過熱し過ぎたキャンプ熱が収まって来ているノデ、変な〝転売ヤー〞も出没しなくなった。つまりは本当のキャンプ好きが、キャンプギアも選び易くなっている、ココからが俺達ツーリングキャンパーの時代と言う寸法ダ。ブームで進化したギアの美味しいトコを頂きながら、更にキャンプツーリングが楽しめる様になるなんて、最高のタイミングではないか!

ベテランキャンパーは勿論、キャンプツーリングのデビューを躊躇していた人にもバッチリなタイミング。コノ企画の中でも、様々なギアを紹介出来る様にして行くし、いずれは各メーカーのギアを試すコトの出来るキャンプイベントも企画する予定ナノデ、申し込み準備をしておいてネ。

話がずいぶん逸れてしまったが、テントも無事に張れたトコロで料理を作りながらギアを確認していく。今回は、バイクキャンプでは敬遠しがちなダッチオーブンを借り出してきた。一般的なダッチオーブンは丸型のモノが一般的ダガ、キャプテンスタッグのソレにはパッキングしやすい〝角形〞があったノダ。大きめの鶏モモ肉一枚くらいなら余裕でイケるサイズ。炭を焚き火にくべて火起こしをする間に材料の準備ダ。ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーをひと口大に切って鍋底に敷き詰め、筋切りをした鶏モモ肉に塩胡椒で下味を付け、野菜の上に皮身を上に向けて乗せてフタをするダケで準備完了。後は弱火の焚き火か炭火の上に乗せ、フタの上にも炭を乗せて30〜40分放置しておけばイイ。

ソノ間にカザマルも張り切って中華鍋を煽る。フライパンではできなくても、何故か中華鍋だと出来てしまうから面白い。肉野菜炒めの出来上がり! 「カザマルも腕を上げて来てるなぁ」「いやぁ、まだまだですよ」とニコニコ。こいつをつまみ食いしながら先ずはビールで乾杯。プシュッ! グビっ、ぷはぁ〜! 揺れる炎、空に満天の星、作って呑んで食って呑む。もう、最っ高の宴の開幕ダ!

「さぁ、まだまだ作るゾォ〜!」と俺、「呑むぞぉ!」とカザマル。居酒屋には無い楽しさがイイ。上手に焼けた鶏モモと作りすぎたパエリアに乾杯ダァ!

【Spot2】CAPTAINSTAG®八木ヶ鼻オートキャンプ場

写真でも分かる通り、特徴的な姿をした八木ヶ鼻は、標高180mの山。元々は、海底に生まれた火山ドームが陸地化した後の侵食で出来た珍しい地形らしい。そんな景勝を眺めながらキャンプ出来る場所なんて、そうそう無いのではないか? しかも芝サイトで、温泉入浴施設併設がポイント高いゾ

手始めに“リバーシブルグリルプレート”でステーキを焼く。じっくりと火を入れた“鋳物”のコイツはスーパーの特価肉を極上なステーキに変えてくれる魔法の鉄板ダ
新潟県三条市北五百川106
TEL090-7199-9547
https://yagihana.com/
料金:1 泊2000円
コンパクトなロールテーブルのバリエーションも多い鹿番長。他にも薪ホルダー機能を持たせたソロテーブルや、ツーリング中の水分補給に丁度イイ広口の”ラグーンボトル”も夏場の助けになるハズ
みんなが持ってるアルミロールテーブルを天板として使う”トレッカーコンパクトフリースタンド”。テーブル化するアイデアにグッと来る
普段はあまり自炊しないような人も、つい美味いモノを作りたくなってしまって、思わず鍋を煽ってみたりする。焚き火や炭で作るコトに挑むのは楽しいモノ。保険で、インスタント食品を買っておけば失敗しても大丈夫!
キャンプツーリングでは二の足を踏むダッチオーブンも、四角でコンパクトなら連れて行けるハズ。写真のローストチキンは勿論、煮込みやパンなんかも出来てしまう。重いフタを上げた時、解放された香りの破壊力は、俺達の理性を容易く壊して食欲を暴走させるゾ
少し手の込んだ料理の合間に“リバーシブルグリルプレート”で再び塊肉を焼いてみたが、コノ見事な焼き具合。合わせたのは地元新潟の地ウイスキー“越ノ忍”。ハイボール旨し!

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