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【マヒトが行く】-川上村- ②再会はニコニコと緊張を連れて来る

緊張の吉田シェフの背筋はピ〜ン!

高原野菜と言う言葉を最初に生んだと言われている川上村は、主にはモノ野菜の産地で、今の時期はレタスが作物のメイン。村内はレタス畑が広がっていて、大地の濃く柔かな緑と空の青を山々の稜線が境界線を描いているかの様ダ。

夏から秋にかけて川上村の農産物はほぼレタス。他にも白菜やサンチュなんかも散見したが、圧倒的にレタスが多い。収穫は夜中の2時頃からと言うから今写真に写っているモノは明日以降に出荷されるモノダ

二人の料理人との待ち合わせは村のランドマーク〝ナナーズ〞。いわゆるスーパーナノダガ、地元食材も多くて今回の企画にもピッタリ。ナナーズには、待ち合わせの20分ほど前から吉田シェフがスタンバイして、師匠でアル忠利さんを待ち構えているが、面白いくらいにソワソワしている姿が可愛い。時間の5分前に忠利さんがニコニコと登場するや、吉田シェフの背筋がビンビンに伸びて「おはようございます!」と元気な挨拶。

ナナーズで調味料を買い込んで、更に〝森の駅マルシェかわかみ〞で二人の目利きが食材を吟味して行く。「これ美味そうですね」「それ良いよ美味い」と、何気無い師弟の会話が端で見ていて面映い。いつも自信満々な吉田シェフのドキドキが聞こえて来そうダ。朝採れピンピンの川上産レタスやトマトなんかを買い込んで、今回特別に厨房を貸して頂いた〝岩根山荘〞へと向かった。

野菜を選びながら忠利さんに、何がきっかけで料理の道に入ったんですか? と尋ねてみたら「実家が和菓子屋でさぁ」と新事実。修行中に洋菓子に興味を持って、東京に通って最新情報を見て研究していたノガ始まりだそう。努力と研究の人ナノダ
様々なレタスがあるコトを産地で知る。サニーレタスの様な色合いのバタビアレタス オークレットや同種で緑のブーケ。見たコトの無い野菜や加工品も沢山。農産物直売所は行くと面白いゾ

途中のワインディングを走っていると、大きな箱を積んだ大型のトラクターと何台も遭遇するが、積荷はきっとレタスに違い無い。農繁期の一般道には、農地から出た土がアスファルトに点在しているノデ、路面のミューが低いトコロが多いノデ飛ばさず注意して走るが吉。そうこうしているうちに、クライマーとサッカー選手のベースキャンプ〝岩根山荘〞に到着した。

山荘の周辺は、軽登山からロッククライミング、冬季には広い前庭に〝アイスツリー〞と言う気軽にアイスクライミングを楽しめる氷壁が設置される。高さ11m幅25mの氷壁は迫力満点。宿の収容人数も多いノデサッカー合宿の利用も多いらしく、有名なサッカー日本代表選手のサインも飾ってあったりして、お好きな方には堪らないハズダ(担当カザマル&カメラ五味も大興奮)。

さて、ひと心地ついたら料理スタートダ!

Spot3 ヤマホ青果びっくり市

国道141号沿いに有りながらも、いつでも爆安で野菜や果物が買える店。因みに、ココでのレタスはひと玉100円ダガ、うちの近所では298 円だった。他にもシャインマスカットも安い物は400円から。一体どんな仕入れの仕方をしてんだ?
夏に国道141号を通ったら、迷わず寄るノガココ。コノ新鮮な色艶、太さ、重さで一本150円(取材時)。朝採れナノで、迷わず生でガブリと行かなきゃ勿体無い。一度コノ味を知ってしまうとコレをしないと夏な気がしない
DATA

長野県南佐久郡南牧村野辺山32
TEL0267-98-3844
営業時間:9:00 ~ 18:00(要問い合わせ)
定休日:なし

Spot4 岩根山荘

コノ辺りの人は山の楽しみ方を知っていて「山は招く」と招かれた登山客にツボを押さえたサービスを提供してくれる宿、魅力的な山登りの拠点となるノガ“岩根山荘”ダ。広くて綺麗な部屋、旨い料理、登山前後に最適な宿と言えるダロウ。勿論ライダーにもバッチリダゾ
「生憎温泉では無いんですけど」と女将さんに言われたケド、夜は満点の星な露天風呂に何の不満がありますか。最高に寛げるイイ風呂ダ。勿論内湯もアルゾ
DATA

長野県南佐久郡川上村川端下547-129
TEL0267-99-2200
宿泊料金:1万1500円~(1泊2食付き)

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