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トナリのバイク人[2024年7月号掲載](関東編)

さわやかな空気にあふれる春うららかな今は
バイクで最も心地良く走れるシーズンだ
それだけに走りや旅だけでなくファッションも楽しむ
たくさんのライダーたちに出会えた!

(BikeJIN vol.257 2024年7月号参照)

Wさん 49歳

YAMAHA MT-09
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:KUSHITANI
Pants:56design
Boots:KUSHITANI

新しいバイクが欲しいと思っていたところへ登場した2代目MT-09が気に入って購入。加速力のすごさを生かしてソロをメインにワインディングを楽しみ、通勤ではグロムを走らせる

[Point]モノトーンに効く渋味あるオレンジのボトム
「一度気に入るとずっと着てしまう」とのことで、夏用メッシュジャケットは6年目、渋味あるオレンジのボトムは4年目のため、メッシュジャケットを物色中。この日はデザインと機能性に信頼をおいているクシタニのジャケットとブーツ、グローブを着用。HYODも好みで、アクセントに必ずオレンジを入れるそうだ。

レッグバッグはクシタニ製。アクセントカラーのオレンジを生かす役目も果たしている

iさん 55歳

Honda CBR600RR
Helmet:SHOEI
Jacket:NANKAI
Glove:DEGNER
Pants:NANKAI
Boots:ARLEN NESS

サーキットに通っていた若き日々にはNSR250Rを6台も乗り継いだレプリカ愛好者。’01年式から’24年式CBR600RRに乗り替え、電子制御の完成度にカルチャーショックを受けた!

[Point]ワイン・ガードナーとロスマンズの黄金時代
「ガードナーは教祖」と言うほどの大ファンで、かつて富士スピードウ
ェイで本人と会ったこともあり、サインを求めたもののペンがなく握手したのがいい思い出だ。そのときも今井さんはこのツナギを着ていて、ガードナーは笑顔で喜んでいたそうだ。25年前と同じ体型を維持するための原動力にもなっている。

レザーは油脂分補給や再塗装しているが、ワッペンには25年という年月が漂っている

iさん 56歳

KAWASAKI W800
Helmet:TACHIBANA
Jacket:GLADIATOR
Glove:KADOYA
Pants:GLADIATOR
Boots:━

「これを最後のバイクにしよう」と選んだW800は、乗り心地はラクだしトコトコ走るのに最適で、「バイクらしいバイク」と絶賛。W800に乗り続けるために健康に留意しているそうだ

[Point]足元まできっちり白でまとめた爽やかコーデ
カドヤの革ジャンも所有しているが、「今日は白の気分で軽い服が良い」と足元まで白で決めたコーディネートは、ジャケットとパンツが作業着、ブーツはイタリア製とそのギャップの合わせ技が見事! ジャケット&パンツは伸縮&吸汗素材で着心地も良く、意外と防風性も良い。スリムなシルエットが気に入っている。

ブランドは不明ながらイタリア製というブーツは、まぶしいほどの白で足元を引き締める

Kさん 60歳

Indian Scout Bobber
Helmet:SHOEI
Jacket:Liugoo Leathers
Glove:FLY Racing
Pants:UNIQLO
Boots:Dr. Martens

2年前に息子がハーレーに乗り替えて乗らなくなったレブル250に乗りはじめたのがバイクライフのスタート。息子と同じではつまらないとインディアンを買い、毎週末走っている

[Point]この季節にちょうどいいベージュのレザーメッシュ
春夏向けのウエアを探していたところ「ちゃんとした革を着たほうがいい」と、ライダーとしては先輩の息子からのアドバイスで、さわやかなベージュのパンチングレザーをチョイス。今はアビレックスなどのブランドから革ジャンを物色中で「探している間も楽しい」とファッションでもバイクライフを満喫中だ。

胸部にはポケットがないため、スリムでシンプルなシルエットのパンチング革ジャンだ

iさん 45歳

MULTISTRADA 1260 PIKES PEAK
Helmet:Arai
Jacket:IXON
Glove:TAICHI
Pants:IXON
Boots:Alpinestars

ツインが好きでビューエルから乗り替えたが「まったく違う生き物に乗っているかのように別物」。平日に休暇を取り、ショートからロングまで幅広くツーリングを楽しんでいる

[Point]スポーツバイクを走らせるならレーシングスーツも相性抜群
イクソンのレーシングスーツは海外通販で購入したもので、サイズをかなり調べたそうだ。軽めのジャケットを着用することもあるが、安全性とルックスのためツーリングのときは基本的に着用している。デザインの好みは海外ブランドのものに多く、ヘルメットも当初はノーランのカーボンを物色したそうだ。

ブーツはロードレース用ではなく、モトクロス用のテック7。ムルティには相性が良い

Tさん 35歳

KAWASAKI W800 Final Edition
Helmet:Arai
Jacket:NCB neat caprice brand
Glove:Buggy
Pants:COMME CA ISM
Boots:WILD WING

東京モーターショーで見たNinja1000 が格好良く、友人と一緒に免許を取得。W800はレンタルで2日間乗り、納得のうえで購入し、キャンプツーリングも楽しむ。XSR900GPにも興味を持っている

[Point]クラシカルなバイクに似合うほどよいエイジングのレザー
ジャケットやパンツは一般アパレルだが、パワーエイジとHYODのインナープロテクターを着用して安全に気を配っている。とくにジャケットはW800に似合う革ジャンを探しているときに見つけたもので、シルエットが気に入ったことで購入。サイズやフィット感も良く、デニムのパーカと合わせることも。

胸ポケットのないシンプルなシングルライダースだが、左袖のポッケットがアクセントだ

Kさん 66歳

BMW R nineT PURE
Helmet:SHOEI
Jacket:KUSHITANI
Glove:━
Pants:ROUGH&ROAD
Boots :KUSHITANI

初バイクは高校生のときに5万円で買ったカワサキ・W1。3年前、転職とゴルフをやめたことを機にバイク趣味を復活させ、Z900RSを購入予定だったが、R nineTを見て心変わりした

[Point]ネオクラシックにも似合うクシタニの高性能ジャケット
クラシカルなスタイルに合わせてベルスタッフのジャケットが欲しいが、インナープロテクターを併用するのがやや億劫。「若い頃さんざん痛い目をみたのでプロテクターは必須です」と、今はクシタニの高性能ジャケットを愛用中だ。コミネ製品も好みで、今興味があるのはコミネのカーボン製胸部プロテクターだ。

各部のアジャスター、プロテクター、レインウエア要らずの防水透湿性が気に入っている

Sさん 54歳

Honda GB350S
Helmet:Kabuto
Jacket:KOMINE
Glove:DAYTONA
Pants:KOMINE
Boots:SCOYCO

昨年リターンし、勘を取り戻すためまずは小さなFZ150を入手。その後GB350に乗り替え、エンジンガードや回転計を装着。パワーに物足りなくなったら大型二輪免許を取得しようと考えている

[Point]地味になりすぎない塩梅がいい落ち着いたカラーコーデ
防風性、防水透湿性、そして通気性と安全性を総合的に見て、バランスのいいウエアをチョイス。メッシュジャケットの下に防風インナーを着用して出発し、気温上昇に合わせて脱ぐ、レインウエアはシートバッグに常備、というように環境変化に対応できる万全の装備でツーリングに臨む。カラーコーデもバッチリだ。

胸部プロテクターもちゃんと装備。カーボンやD3Oのプロテクターに興味があるそうだ

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