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【バイク日和】女優とバイクの二刀流!「CBRは私の世界を広げてくれた」

女優として舞台に立つ傍らバイク女子という顔も持つ磨美さん
趣味はツーリングに登山と、アクティブな彼女が相棒とのバイクライフを聞かせてくれた

バイクも演技も一度決めたら一直線!

CBRの傍らでレンズにステキな笑顔を向けてくれている一人の女性。ポーズも笑顔もサマになっている。それもそのはず、彼女は児童劇団出身で、現在は舞台やドラマでも活躍中の女優、藤﨑磨美さんだ。

磨美さんが演技の道を志したのは10歳の時。児童劇団に所属していた友達の公演を観て心を動かされ、自分もすぐに入団。

しかし演技の道は容易いものではなかった。先生も厳しいし、なにかを演じようにも中々自分の思うようにいかなかったという。

だったらもうガムシャラにやるしかないと、一念発起。高校卒業後、東京に飛び出した。

舞台がやりたかった磨美さんが選んだのは演劇専攻のある学校。シェイクスピアなど、長ゼリフが多い作品は大変だったが、自身のウィークポイントを知り、演技に磨きをかけた。

2023年にはアラジンと魔法のランプが原作の舞台「ラフテイル・オブ・アラジン」にナジャヤ役として出演。アマゾンprime の作品や、モデルとしても活躍中。出演情報や活躍の様子はTwitter やInstagramをチェックしてみよう

大学卒業後、ついに磨美さんはバイクと出会う。その場所は、なんとお寿司のデリバリーのバイト。というのも、バイトを始めるちょっと前からバイクに興味が湧いた磨美さん。「なんとかして乗る機会はないかなぁ」と考えついた先がお寿司のデリバリーだったのだ。

念願のバイクに乗れる仕事をしていた磨美さんだったが、なんと寿司桶の回収中に転倒。ボックスに足を挟んだまま「ズザザー!」と引きずられ、バイクの怖さを思い知った(転倒後も桶はしっかり回収して周ったそう)。

この出来事ですっかりバイクから離れるかと思いきや、バイクの怖さを知ると共に乗る楽しさを日々感じていたという磨美さん。数年後に新たな転機が訪れる。同じ舞台に出ていた知り合いが大型バイクを納車したので後ろに乗せてもらうことに。今までとはまったく違う風圧とスピードに高揚&感動。即日教習所に申し込みへ。

教習所ではマニュアルの仕組みを理解するのに時間がかかったがユーチューブの動画を見て勉強。大型二輪免許まで一気に取得した。

免許を取得した磨美さんが相棒を選んだ基準はズバリ「見た目」。色と形に一目ぼれだった。両親には内緒で購入計画を進め、「あとは買うだけ」の状態を作ってから報告。「昔から一度決めたことは曲げないから」とすんなり(?)承諾。しかし、昔ライダーだったお父様からは「乗るからには覚悟して乗りなさい」とアドバイスをもらった。

初めての愛車、ホンダ・CBR250RRは車体の色とホイールの色、倒立フォークなどが気に入って購入を決めたという。現在はツーリングのほか、バイトに行くときにも乗っていて、「自身の一部のような感じ」だと語ってくれた

登山も趣味の磨美さんは登山口までCBRで行って登頂して下山して家に帰る、なんていうタフなツーリング(登山?)もなんのその。山に向かう過程でワインディングの楽しさにも気づいてしまったというから、そのアクティブ度は計り知れない。

落ち着いた穏やかな見た目とは裏腹に趣味はバイクに登山と、かなりアクティブ。今まで登った山の中で印象に残っているのは、栃木の二荒山や群馬の赤城山とのこと

磨美さんはドラマでバイクに乗る役を演じたことも。その時、現場にいたバイクのスタントマンが自在に車両を操っているのを見て「私もやってみたいです!」とその場で頼み込み、現在もいろいろと教えてもらっている。CBRのほかに所有しているDトラッカーはスタント練習の相棒だ。「今後は女優と並行して、バイクに関わる仕事にもチャレンジしていきたいです!」と意気込みは十分。寿司屋のデリバリーから始まった磨美さんのバイクライフ。持ち前のチャレンジ精神とキュートなルックス、ハツラツとした性格で注目を集めるのは間違いない。

CBRで初めて行った場所はお台場。夜景と海がお気に入りの風景でその後もちょくちょく訪れているそうだ。お気に入りの音楽を聴きながら走ったり、バイクは自分の世界を広げてくれただけでなく、自分を整える大切な時間も与えてくれる相棒だ
藤﨑磨美さん
富山の児童劇団出身の女優で、現在は舞台、ドラマ、CMなどで幅広く活躍中。愛車はホンダ・CBR250RRとカワサキ・Dトラッカー125。大型二輪免許も所有。株式会社サムライム所属
X:@MamiFujisaki7
Instagram:mami_fujisaki

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