【40歳からはじめるイケてるライダーへの道③】免許取得後に乗りたい! バイクライフを妄想
40歳を迎えて突如バイク雑誌編集部に配属となったカザマ
イケてるライダーを目指す生活がスタート
そもそもイケてるライダーってなんだ? と自問自答を繰り返す日々
今回は免許所得後に乗りたいバイクについて考えます
今回で3回目を迎えたこの連載。仕事の合間に教習所に通う日々ですが、この前はじめて日が暮れた時間に教習を受けました。とにかく手が寒い!! 一部がメッシュになった夏用のグローブしか持っていなかったので、冷たい風が手指にあたり、途中からかじかんでしまいました。上半身は薄いダウンジャケットの上に登山用のレインジャケットを着込み、下はタイツも着込んでいましたが、それでも全身が寒かったです。身体に風をダイレクトに受けるハードなバイクの乗車環境をあらためて実感しました。なぜ各メーカーからグリップヒーター発売されライダーが注目しているのか、その理由がはっきり分かった真冬の教習体験でした。
とはいえ、教習自体は順調に進んでいます。第一段階修了まであと一歩という状況で、(たまにクラッチ操作ミスでエンストするものの……)バイクの操作にも慣れ、クランクコース、8の字コースなど、さまざまなコース走行を体験しています。唯一、なかなかうまくいかなかったのが一本橋コース走行。低速状態で真っ直ぐ進むのが思ったよりも難しく、「あと少しで渡り終える!」というところで橋から脱輪してしまうこと数回。練習を繰り返すうちに無事渡り終えることができるようになりましたが、もう少し練習が必要そうです。
【今月の教習内容】
8の字コース → ◎
クランクコース → ◎
一本橋走行 → △
ATバイク乗車 → ◎
基本的な操作は覚えて、さまざまなコースを走行しています。発進時のクラッチでの速度調整の感覚が難しい。一本橋走行もふらつく。たまに左足でのギア操作ミスも……。練習あるのみ!
教習が進むにつれて考えるのは、「初めてのバイクはどれにしようかな」ということ。今のところの条件は
①400cc以下(普通二輪免許なので)
②アウトドアに似合う見た目(キャンプツーリングに行きたいので)
③価格(予算50 ~ 60万円以下だと嬉しい)
現在のポールポジションにいるのは、「ヤマハ SR400」。以前、キャンプ雑誌でのロケで広報車を借りたのですが、クラシックでいてスマートなデザインはバイクに乗らない身でありながらも「カッコいい」と思いました。コンパクトな道具を揃えて、あまり大きくない防水ドライダッフルバッグに積み込んでキャンプに行きたい……と夜ごと妄想しています。さらにバイクに合うヘルメットやジャケットなど、気になるものがたくさん。毎日のようにネットで検索してしまいます(笑)。
春になるころにはバイクでキャンプツーリングに行きたい、となるとキャンプ場はどこにしようかな……? と再び妄想の世界に入る、今日この頃です。