【ツーリングガイド】フェリーで行く島旅ノウハウ
愛車を乗せてのフェリー旅は準備が大事
事前に島内の情報を集めておくのはもちろん
フェリーや宿泊先の予約なども済ませておこう
スムーズで快適な島旅のためのポイントをチェック
入念な計画を立てて離島を味わい尽くそう
旅先となる離島を決めたら、次は事前にフェリーの乗船予約。「人は乗船できても、バイクを乗せるスペースに空きがない」という場合もあるので、車両積載スペースの空きがあるか、必ず確認しよう。繁忙期は満車になることもあるので、早めに予約を取ると安心。また、割引や特典のついた料金プランを利用できることもあるので、フェリー会社のWEBサイト等を調べておきたい。また、フェリーによっては排気量や車両サイズの制限もあるので、積載できる車両条件を必ず確認しておこう。
乗船当日は、フェリー出港時刻の1〜2時間前に乗船手続きを済ませる場合があるので、乗船前は余裕をもって港に到着して乗船ターミナルの場所などを事前に確認しておきたい。乗船手続きを済ませたら、所定の駐車レーンにバイクを停めて係員の案内に従って、乗船時は落ち着いてゆっくり徐行で船内に入っていく。離島に到着したら、係員の案内に従って同様に下船する。
いよいよ島旅ツーリングの始まりだ!
フェリーで行く島旅ポイント6選
①適した季節をカクニン!
離島はその土地によって風土や気候が変わり、時期によって環境や風ェリーから下船する前に、停めておいた車両やタイヤなどにキズやェリーによっては当日空きがあれば乗船できる場合があるが、安心して旅をするために事前に景も変わる。本州と比べて冷え込んだり、場合によっては積雪や路面凍結の恐れもある。計画を立てる際にバイク走行に問題がない時期か、確認しておこう。
また、季節によって景色の表情が大きく変わるのも離島ならでは。どの季節に気持ち良く走れるかチェックしよう。
②積載可能車両の条件
フェリーには積載可能な車両の条件があり、排気量の制限を設けてあることが多いので要注意。大型バイクは積載不可の場合もあるので、乗船する予定のフェリーの積載条件を確認しておこう。250㏄以下が条件となっていることが多く、排気量によって利用料金も変わってくる。また、ジェットフォイルなどの高速船の多くも車両積載不可となっている。
③宿泊先は早めに確保!
島旅のトラブルでよくあるのが、宿泊先の問題。「当日探せばどうにかなるだろう」と出かけた末に、どの宿も満室ということに。島内にあるホテルや民宿の数は限られるので、必ず事前に宿を確保しておこう。お盆期間などの繁忙期などはとくに要注意。宿が確保できない場合は日程を変えるか、キャンプ場がある島では、テント泊も検討したい。
④乗船予約や手続きはWEBが便利!
フェリーによっては当日空きがあれば乗船できる場合があるが、安心して旅をするために事前に乗船予約をしておこう。多くのフェリー会社でWEB予約が可能なので、まずは乗船するフェリーのWEBサイトを確認。手順に従って予約が完了すると、乗船時に必要な予約受付書などが記載されたメールが届くので、当日は乗船窓口でそれを掲示すればスムーズに手続きできる。分かりやすく保存しておこう。
⑤乗船後は係員の案内に従う
フェリーでの移動に慣れていないと、乗船する際の手順や勝手が分からず不安に思うことも多いかもしれないが、基本的には係員が分かりやすく丁寧に案内してくれるので、それに従うのみ。どこに停めるかも案内してくれるので、落ち着いて徐行で乗船しよう。バイクを固定する際も、キズなどがつかないように十分配慮してくれる。たいてい、荷物を取りに戻ることはできないので注意。
⑥下船時に車体異常をチェック
フェリーから下船する前に、停めておいた車両やタイヤなどにキズやトラブルがないかしっかり確認しよう。盗難を防ぐためにも、シートバッグ等は取り外して船内に持ち込んでおくと安心。フェリーを降りて発進する前にも、車体やタイヤ、エンジン音などに異常がないかチェック。入念に確認してから、安全にバイクを走らせよう。
欠航になる場合はある?
フェリーの運航/欠航は、気候だけでなく航路の状況も見て可否が判断される。強風や高波が予想されたり、霧や雨雪などで視界が悪く安全性が確保できない場合は直前でも欠航となる場合も
レンタルバイクの有無もチェック!
島内でバイクのレンタルが可能かどうかも事前に確認しておこう。万一の車両トラブルや島へ渡る手段が車両積載不可のフェリーだけであったり、飛行機を利用したほうが明らかに便利な場合も