【2024年秋冬】編集部おすすめのアイテムをご紹介! “JRP”
7サイズ21パターンから自分のサイズが見つかる
四国の老舗グローブメーカーJRP。高級感あふれる素材と高いデザイン性を備えたモデルを、使い方やシーズンに合わせて多数ラインナップしている。ツーリンググローブの定番である3シーズンミドルのDBNを紹介しよう。
甲側には耐久性を重視したオイルド牛革を使用。通常以上にオイルを含ませることで、革に柔軟性を持たせ、耐久性や耐水性が高まるので甲側に適した素材と言える。
掌側にはJRPのハイエンドモデルに使われる鹿革を採用。鹿革は柔らかいのに形崩れしにくく、水に強く、通気性が良いなど多くのメリットを持つ。特に触ったときの感触がしっとりとしていて優しいので、指先や掌に直接触れる平側の素材としては最良の革と言える。
そしてDBN最大の特徴は、過去に例を見ないサイズバリエーションの豊富さだ。手囲いのサイズと指の長さの組み合わせで、ほとんどのライダーにフィットするよう、全21パターンを用意している。
グローブのフィッティングに疑問を感じているライダーも、満足できるサイズに出会えるだろう。
DBN
3シーズン対応のツーリンググローブ。指の長さをスタンダードより10㎜短いショートタイプと、5㎜長いロングタイプを各サイズに設定して21サイズを展開。多くのライダーに合ったサイズのグローブを提供することを目指している
鹿革は抜群の操作性で素肌感覚だ。しかし、装着時に指先に5㎜程度の隙間がないと握ったときに指がつまり窮屈だ。長すぎるとグリップからレバーに指を伸ばすときに、指先がレバーの下側に当たる。適正サイズでストレスを排除しよう
指の掌側は革が袋状になっており縫い目がないので、握りこんだ時のごわつきがない。掌中央の摩擦にさらされるところから、転倒時に地面に着きやすい箇所に補強を当てている。甲は1枚革ながらステッチとリブ加工でフィット感を高め、手首は面ファスナーベルトで調整可能
手の形や指の長さは人によってさまざま。ハンドルを握った際、長短かがないように指のサイズを選ぶことができる
甲側は耐久性を重視したオイル入り牛革。手のひ ら側は優れた柔軟性の鹿革を配している。操作性 を損なわない造りは老舗メーカーならでは