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【10年モノ】自慢のアウトドアギア拝見!

ベテランキャンパーともなると長い付き合いの愛用品がひとつやふたつはある
今回は10年以上愛用しているキャンプギアに絞ってアウトドアライターと読者から自慢の逸品を募集した
アナタもギア選びの参考にしてみてはいかがだろうか?

ベテランは“イイモノ”を1つは持っている!?

アナタはキャンプギアを選ぶ際、なにか基準があるだろうか?

ブランドや価格、ルックスなどいろいろあることだと思う。

けっこういい値段がするギアを手入れしつつ長く使うスタイルもあれば、安価なものを数年で使い潰して常に最新のモノを揃えるスタイルもある。それは人それぞれなのでとやかく言うつもりはない。

が、年季の入ったギアを使ってるキャンパーって、なんだか〝達人感〞が出てる気がしないだろうか?

これは偏見かもしれないがベテランキャンパーは、なにかしら1つや2つは長年愛用しているギアを持っている印象がある。

そこで今回は、10年以上愛用しているモノに限定してアウトドアのライターと、読者から自慢のキャンプギアを募った。

どの人も口を揃えていっているのは、使い勝手の良さと耐久性。中には四半世紀や、半世紀近く使い続けているギアもあるようだ。

これはバイクもそうだが、手入れを欠かさなかったり大事に使うことによりギアも長持ちし、おのずと味も出てくるということだろう。長年使うことを視野に入れたギア選びは達人への第一歩かも?

アウトドアライター鈴木アキラさんの“10年モノ”

①【グレンシュフォッシュ・ブルークス】ワイルドライフ

購入時期

30年くらい前

選んだ理由

いわゆる「スウェーデン王室御用達」の逸品。ブレードには鍛造を行なった人のイニシャルが入る。片手で使うのに最適なサイズと重量。長くも短くも持つことのできる柄の長さも秀逸

使い続けてどう感じているか

日本の斧は木を「割る」ための刃の断面形状だが、スウェーデンのハンドアックスはナイフ的にも使えるように、ナイフでいうホローグラインドになっていて、さまざまな用途に使うことができるのがいい。柄の形状も緩やかなカーブを描く。現行品のストレートなハンドルよりも格段に美しく使いやすい

②【トランギア】ケトル0.9L TR324

購入時期

35~40年前

選んだ理由

トランギアには3種類の容量のケトル(0.6L、0.9L、1.4L)があるが、一番バランスの取れた形状をしているのが0.9Lだと思ったから(3種類とも持っているけど)。容量も必要十分

使い続けてどう感じているか

アルミなので使わずにいるとくすんでくるが、磨くとピカピカになるのがうれしい。僕のは初期モデルで、フタの裏にネジが付いていて同じスウェーデンのアウトドアメーカーであるプリムスのシングルバーナー2243が取り付けられ、そのままケトル内に収納できるようになっている。現行モデルにはこんな面白いギミックはない

③【オピネル】No.9ステンレス カスタムモデル

購入時期

12~15年前

選んだ理由

僕は手が大きいのでNo.9かNo.10がピッタリ。No.10だと調理や他の用途的にはいいのだが、ちょっと大き過ぎて美しさに欠けるからNo.9。オピネルのステンレス鋼材はよく切れるし研ぎやすい。ロック機構もシンプルで良い

使い続けてどう感じているか

オピネルのナイフは使っている人も多いので、ハンドルをカリンのコブ材から削り出して自作した。もう1本は鹿角。自分の手に合わせて作ったので使いづらいことはまったくない。ブレードには名前も彫り込んである。オピネルのステンレスブレードは初期

アウトドアライター
鈴木アキラさん

多角的な視点からの道具の考察が得意で、アウトドアの遊びが大好きなライター。刃物や料理、サバイバル術などアウトドア関連の著書多数

モデル・トラベルライター山下晃和さんの“10年モノ”

【モンベル】ウルトラライトダウンハガー#4

購入時期

18年前くらい

選んだ理由

その当時、バイクで日本一周に出る予定で、しかも季節が夏でした。そのため軽量でコンパクトになるスリーピングバッグを探している中でこれに決めました

使い続けてどう感じているか

軽くて、小さくなって、タフで、寝返りをうっても動きやすい構造になっているので最高です。また、羽毛が全然抜けないので、18年前に購入したのにも関わらず保温性は落ちていません。洗濯はしていますが、未だに現役です

モデル・トラベルライター
山下晃和さん

バイク、キャンプ、登山、自転車などアウトドアフィールドで広く活躍。バイク雑誌やアウトドア雑誌に寄稿するトラベルライター/モデル

読者ベテランキャンパーの“10年モノ”

【コールマン】ツーリングドームST

投稿者

ゴンゾウさん

購入時期

2010年ぐらい

使い続けている理由

万能、出入り口が前後にある、フルクローズとメッシュの両方ができる、全室が大きい、安い、建てやすい、自立式

【プリムス】2245

投稿者

yuruider-Zさん

購入時期

右1992年
左2009年

使い続けている理由

右は初期型80年代の物を中古で購入。左は自動着火が便利だよなと思い購入。でも使っているのは初期型ばかりです。扱いがラフでも全然こわれません

不明の安物ナイフセット

投稿者

KENZ.K@北九州さん

購入時期

37年前くらい

使い続けている理由

使えるから。初キャンプからかなり経ちますが今も生き残ってるのはこれくらい。名のあるナイフも一通り所有していますが結局はコレ使ってしまいます。ろくに手入れもしてないけど今でも全然現役です

【レザーマン&カドヤ】マルチツール

投稿者

Shubowさん

購入時期

1990年頃

使い続けている理由

必要最低限のシンプル構造

【ドッペルギャンガーアウトドア(現DOD)】ポップアップ2wayLEDランタン

投稿者

赤YBR@カブ乗りさん

購入時期

10年前に購入

使い続けている理由

シンプルで壊れない。光量は小さいがサブの照明には十分。初キャンプの際に友人の勧めで購入。現在まですべてのキャンプで使用している唯一の用品。当時のドッペルらしいトリコロールが良い!

【オプティマス】スベア123

投稿者

おおかみさん

購入時期

2007年ごろ

使い続けている理由

冬でも使える火力、あとはやはり無骨さですかね。キャンプツーリングやトレッキングのコーヒーのために使用してます

【コールマンと思ってた(不明)】パーコレーター

投稿者

lhaplusさん

購入時期

不明

使い続けている理由

親父が愛用している品、借りてずっと使ってる。コーヒーをガバガバ飲みたいのでコレ、直火でもガスでも使える丈夫さ

【マナスル】ラジウス

投稿者

Mさん

購入時期

1985年

使い続けている理由

ほかのギアは全部故障したら買い換えているが、コレはパッキン交換だけで生きているので

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