キャンプツーリング ベストシーズンのススメ【秋編】
日本には四季があり、その移り変わりを肌で感じられるのがキャンプの楽しさ。
春夏秋冬、それぞれに楽しさがあるので、その特徴を知って、自分の「ベストシーズン」を見つけてみよう!
夏の暑さがひと段落し、吸血虫がいなくなって過ごしやすくなる秋。この時期を待ってキャンプをはじめるベテランキャンパーもいるくらい、アウトドアで過ごすには最高の季節だ。昼間でも涼しいことが多くなるので、一日中焚火を囲んで過ごしていられる。また、広葉樹が多いキャンプ場なら、サイトにいながらにして紅葉狩りが楽しめる。
さらに秋は「実りの秋」と言われるほど、食べ物がおいしくなる季節でもある。
果物やキノコなどの味覚狩りが楽しめるフィールドを選んで出かければ、旬の採れたてを味わうことができる。そば好きであれば、秋にしか食べられない“新そば”を目当てに、そばの産地へ出かけてみるのもいいだろう。
この時期も春と同様、朝晩は冷え込むので、防寒装備を忘れないように準備しておきたい。ダウンジャケットや帽子、グローブなど、標高によっては冬並みの装備をそろえておかないと、寒くていられない場合もある。寝袋やテントもオールシーズンモデルを用意しておけば、安心して寝られる。
秋はフィールドが遊び放題
夏のように暑くなくて虫が少なく、冬ほど気温が低くない秋は、どんなフィールドへ出かけても快適に過ごせることが多い。キャンプツーリングには特にいい季節なので、この時期は外せない味覚狩りのできる(近くにある)キャンプ場
「実りの秋」は、果物や野菜、キノコなど、旬を向かえる食べ物が多い。これらの味覚狩り体験のできるフィールドへ出かければ、家庭ではなかなか味わえない採れたての味を楽しむことができるウエアリングのポイントは?
場合によっては冬装備も必要
朝晩は寒暖差が激しいので、フリースやダウンジャケット、帽子や手袋を準備しておこう。
また焚火を楽しむ場合は、化繊のウェアでは火の粉が飛ぶと穴が開くので、熱で溶けないコットン素材のジャケットやブランケットなどを用意しておくといい
秋キャンプのメリット
- 暑さがひと段落して過ごしやすくなる
- 紅葉がきれい
- キノコや魚介類など秋の味覚がたくさん
秋キャンプのデメリット
- 昼は暖かくても朝晩が冷え込む
- 台風が多く襲来