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KTM好調の理由を聞いてみた

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KTMジャパン
TEL:03-3527-8885
 http://www.ktm.com

多彩なモデルと独自の信念が幅広い層を魅了

キレのある走りとデザインで知られる、オーストリア生まれのKTM。近年、日本国内のセールスが絶好調だ。17年から20年まで4年連続で過去最高の販売台数を更新しており、16年比で販売台数は約43%も増加。251〜400㏄クラスの国内販売台数においても、国産車を押し退け、上位に390デュークと同アドベンチャー(以下ADV)が食い込んでいる。

20年に関しては、251㏄以上の市場全体が前年比プラス1.4%とほぼ横ばいの状態ながら、KTMジャパンでは9.4%増となる1716台を販売した。コロナ禍による生産停止の影響を受けながら、驚くべき数字だ。

「コロナ禍によって、バイクが社会のインフラとして重要な役割を持ったことが販売の後押しになったと考えています。もちろん、バイクが〝密〞を避けられるレジャーであることも大きい」とKTMジャパンの増岡さんは語る。

その一方でセールスが奮わなかったブランドも多い。なぜKTMは好調だったのだろうか?

「まず第一に、幅広いラインナップがKTMの強みと考えています。排気量は125〜1300㏄、ジャンルもネイキッドからトラベル(ADV)、スポーツツアラー、スーパーモト(モタード)、オフロードモデルまで揃い、20年モデルもスタイルも他のバイクと一線を画すのが独自のポイントです」例えば、世界的にADVモデルが流行しているが、KTMでは、世界一過酷と称されるダカールラリーで18連覇したノウハウを市販車に注入。速さに加え、疲れにくさ、乗りやすさを追求している。また、アンダー400㏄が充実しているのも他の海外ブランドにはない特色だが、小排気量車にも決して手を抜かない。「例えば、125デュークは車体もタイヤサイズも390デュークと一緒。フルカラーTFT液晶メーターも共通です。すべてのモデルがREADYTORACEなバイクとなるよう造り込んであるんです」その成果もあり、購入者の年齢で計40と多種多様なラインナップがあります」

昨年の同社販売ランキングは左頁のとおり。安定した人気の390デュークらに加え、新作の390ADV、刷新した1290スーパーデュークRが入った。

「既存モデルが人気をキープしつつ、新型がセールスに貢献し、全体的な販売台数アップにつながっている」と分析。また、正規ディーラーの拡充や魅力的な販売キャンペーンも後押しになった。

さまざまな要因はあるが、人気を博している最大の理由は、KTMそのものが魅力的だからだ。

「フィロソフィであるREADYTORACEがすべてのモデルの根底にあって揺らがない。走りもスタイルも他のバイクと一線を画すのが独自のポイントです」

例えば、世界的にADVモデルが流行しているが、KTMでは、世界一過酷と称されるダカールラリーで18連覇したノウハウを市販車に注入。速さに加え、疲れにくさ、乗りやすさを追求している。

また、アンダー400㏄が充実しているのも他の海外ブランドにはない特色だが、小排気量車にも決して手を抜かない。

「例えば、125デュークは車体もタイヤサイズも390デュークと一緒。フルカラーTFT液晶メーターも共通です。すべてのモデルがREADY TO RACEなバイクとなるよう造り込んであるんです」

その成果もあり、購入者の年齢層は幅広い。〝海外メーカー〞と言えば、シニア世代が購入しているイメージだが、KTMでは平均年齢で40歳。国内における新車購入者の平均年齢「54・7歳」を考えると、約15歳も若いのだ。

細かく見ると、フルカウルのRCシリーズで最も若い平均34歳、125/250/390デュークは36歳。年齢層が高いミドル〜リッターADV系でも47〜48歳だ。「ツーリングライダーのコア層だけでなく、若い人からも支持をいただいているのが、販売の伸びに貢献しています」

多彩な製品に信念を貫き、幅広いライダーを惹き付けるKTM。今年も250ADVほか注目モデルがデビューする。21年もKTMはイケイケである!

KTMの販売推移(小型二輪車新規登録台数)

JAIA(日本自動車輸入組合)発表の251 ㏄以上の小型二輪車新規登録台数速報による
(250 ㏄以下のモデル、および競技用オフロードモデルは台数に含まず)

KTMユーザー平均年齢

40
国内のバイク購入者平均年齢は54.7歳
日本自動車工業会による「2019年度二輪車市場動向調査」より

 

小排気量でも妥協しないユーティリティ

125/390デュークは、クラス唯一のフルカラー液晶メーターを採用。スマホ連動機能まで備える。スモール系でも妥協のない装備が人気の一因。

2020年販売台数トップ5

1位 390 DUKE
44㎰を発生する単気筒を搭載。車重も150㎏(乾燥)と軽快で、シャープな外観を裏切らない走りを見せる。14年の国内デビューから人気だったが、17年型のモデルチェンジで現行型となり、より盤石に。

2位 390 ADVENTURE
普通二輪免許で乗れる、貴重なADVとして20 年に登場。390DUKEをベースに、ロングストロークサスやF19インチ、専用の外装を与えた。

3位 1290 SUPER DUKE R
KTMのネイキッド=デュークの旗艦で1301㏄水冷Vツインを積む。20年型で180㎰に到達し、5㎏の削減に成功。扱いやすさも増した。

4位 790 DUKE
スリム&コンパクトなネイキッド。18年に登場し、トラクションコントロールや上下対応のクイックシフターなど充実装備ながら、価格は122.7万円とお値打ち。

5位 790 ADVENTURE シリーズ
ロード向けのSTDやオフ指向の強いRらを用意。いずれもダカールラリーで培った左右分割燃料タンクを採用し、低重心化を実現する。

イチオシモデルはコチラ!

KTMは21年にもニューモデル攻勢をかけるついに250クラスにもアドベンチャーがデビューし人気の790が890へと進化を遂げるさらにADV系のトップエンドが登場するのだ魅力的なモデルが21年も勢揃い!!

890 DUKE
790デュークから排気量を799→889㏄に拡大。6軸IMUなどの電子制御も進化し、一段と高いトータルバランスを獲得している。フル調整式のサスペンションやブレンボなどハイグレードな足周りを与えたRもラインナップ。

250 ADVENTURE
390ADVの弟分が、ついに導入された。30㎰を発生するデューク系の水冷単気筒を、390ADV譲りの車体に搭載。メーターはモノクロとなるが、倒立フォークなど豪華な足周りは健在。オフもツーリングも両方楽しめる、いいポジションの1台。

890 ADVENTURE
790ADVも890にフルチェンジ。最高出力は約10㎰増の105㎰となり、低回転域の出力特性やクラッチも改良した。さらに軽量サブフレーム、新設計の足で魅力をアップしている。Rにはフルアジャスタブルサスペンションも採用。

1290 SUPER ADVENTURE S
ADV系のハイエンドが全面刷新。160㎰を誇り、追従式オートクルーズや電子制御サスなどの先進デバイスを満載する。低重心設計の燃料タンクや7インチの大型液晶メーターも導入した。フルアジャスタブルサスペンションを備えたオフ向けのRもラインナップ。

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