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【ツーリングガイド】奥入瀬 -1-

東北を代表する山岳ロードが八甲田・十和田ゴールドライン
この八甲田周辺には名だたる秘湯が点在し、山を下れば奥入瀬と十和田湖
シンプルなルート構成だが、見どころは多くツブしも利く
手軽に青森ツーリングをするなら、まずはこのルートで決まりなのだ!

やっぱり、青森って旅情があるよね!

久しぶりのツーリング取材となった今回、旅先は青森にした。とにかく、北に行きたかったことと、青森は旅情があるというのが理由だ。さて、青森のどこに行くか。当初、玄人受けしそうな竜飛か下北半島を考えていたが、青森は首都圏ラ
イダーにはハードルが高い。なにせ、移動に時間がかかる。

そこで「ヤマハ バイクレンタル」を利用し、移動時間を大幅に短縮した。それでも先に挙げたふたつの半島はプランの応用が利かないので、もっと手軽なルートを検討。それが今回の八甲田、奥入瀬、十和田湖を巡る旅だ。

このルートはとにかく手軽だ。青森駅から十和田湖南端にある発荷峠までは約2時間の距離(奥入瀬経由で約80㎞)。ダイジェストのひとつ八甲田・十和田ゴールドラインは青森市街地からなら30分ほどで到着できるアクセスの良さ。レンタルバイクを利用して飛行機か新幹線で移動すれば、1泊2日あれば十分に楽しめてしまう。

今回の取材は残念ながら天気に恵まれず雨ばかりだった。それでも、奥入瀬渓流は写真映えするし、八甲田は日本屈指の温泉エリアなので湯めぐりを楽しむプランに変更すればいい。早い話が、雨でもつぶしの利くエリアなのだ。もちろん、天気がよければ八甲田や十和田の景色は最高だろう。

なお、手軽なルートとは言ったものの誤解は避けたいので補足をしよう。小説「八甲田山死の彷徨」でもあるように、八甲田山は険しき山々。標高は高く、天気も変わりやすい。また、ゴールドラインに入ってからは信号もほぼないが、
コンビニもない。ガソリンスタンドも少ないし、夜遅くまで営業していない。携帯電話の電波の圏外も多いので注意が必要なのだ。

奥入瀬と言ったら…!

移動目安は……⁈

津軽弁って難しい

今回、取材中に店の電話が鳴った。「○×△!」と、同じ日本人なのに何を言っているのか分からなかった。さっきまで標準語で答えてくれていたが、地元同志だと津軽弁が顔を出すのだ。津軽弁の解説パネルを貼っ
ているお店をいくつか見たが、これは覚えられない。でも、編集部に戻ってから少し調べてみた。まず、青森は寒いので口をあまり開けずに話すため、単語が短い。極端になると、1文字だ。さらに恐ろしいのが、「かく?きこ」。この3文字で下の例にあるようにトークができる。なお「け」は難しく、①食べなさい(召し上がれ)のほか、②痒い、③下さい(ちょうだい)、④粥、⑤毛と5つの意味を持つようだ。これは難しい!

取材協力 YSP青森

DATA
青森県青森市堤町1-5-9
TEL:017-735-2904
営業時間:10:00〜19:00(日曜、祝日は18:00まで)
定休日:火曜
問:https://aomori.ysp-shop.com/

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