「安全第一」を心がけて使うこまめなメンテナンスも大切
ナイフやナタや斧、それぞれ使いこなせれば、とても役に立つ道具ではあるものの、ひとつ使い方を誤れば大ケガをしたり、またさせてしまったりすることになる。肝心なのはとにかく「安全に使う」ということに尽きる。また、切れない刃物ほど余計な力を必要として、ケガを誘発させることにもつながる。メンテナンスは重要。
道具をひとつだけ選べと言われたらコレ
ナイフは最も基本的な道具と言える。ナタや斧もその仲間
使い方を正しく覚えて、安全に使いこなしたい
ナイフやナタや斧、それぞれ使いこなせれば、とても役に立つ道具ではあるものの、ひとつ使い方を誤れば大ケガをしたり、またさせてしまったりすることになる。肝心なのはとにかく「安全に使う」ということに尽きる。また、切れない刃物ほど余計な力を必要として、ケガを誘発させることにもつながる。メンテナンスは重要。
フォールディングナイフならば折りたたむ。シースナイフ、ナタ、斧はサヤにしまう。薪を割る時も刃をむき出しのまま、その場を離れたりしないこと。置き場所も気を使おう
いわゆる「バトニング」と呼ばれる、薪や棒を使ってナイフの背を叩き、薪を割っていく方法にはフォールディングナイフを使わないこと。ヒンジ部分に過大な力がかかってしまう
刃物によるケガは、刃の進行方向に身体があるから起きる。当然なのだが、つい忘れがちだ。薪を割る時、枝を払う時、手の添え方、持ち方を気にするだけで、ケガを予防できる
いくらキャンプ中とは言っても、ナイフを腰に付けたまま買い出しなどには行かないこと。誤解され、通報されないとも限らない。銃刀法や軽犯罪法で逮捕されることも十分ありうる
肉などを切ると、刃に脂がまとわりついて切れ味が途端に落ちる。シャープナーがあればベストだが、河原の石、丸めたアルミホイルなどで軽くこするだけでもタッチアップできる
カーボン製の刃は水分が付いているとすぐに錆びるし、ステンレスの刃でも、汚れは切れ味に直接影響する。和洋を問わず、料理職人は使ったらすぐに刃を拭くクセがしっかりとついている