座面高と天板高のバランスが大切
キャンプツーリングのギアで、テントやタープよりも先に、まず買うべきだと思うのがイスである。1泊するキャンプツーリングの前段階として、日帰りツーリングから始める時にも、イスが1脚あるだけでその快適度は格段に向上する。大切なのはイスの座面高とテーブルの天板高を合わせること。購入時は現物合わせがオススメ。
くつろぎの時間がここから始まる
長時間走った疲れを優しく受け止めてくれる道具、それがイス
イスとテーブルのペアは、旅の快適度を格段に高めてくれる
キャンプツーリングのギアで、テントやタープよりも先に、まず買うべきだと思うのがイスである。1泊するキャンプツーリングの前段階として、日帰りツーリングから始める時にも、イスが1脚あるだけでその快適度は格段に向上する。大切なのはイスの座面高とテーブルの天板高を合わせること。購入時は現物合わせがオススメ。
ロースタイルチェアはフレームが短い分だけ軽く収納時にコンパクトになるという特徴もあるが、それよりも視線が空に向くことで開放感を感じ、くつろぐのには最適なイスなのだ
通常のキャンプイスの座面高は40~45cmだが、これは天板高60~70cmのテーブルに合わせてある。ローテーブルの天板高は30~40cmでローチェアにはこれがぴったり合う
ソロキャンプならば、どんなイスでも好きなものを選べばいいのだが、グループキャンプならば座面高は合わせたほうがいい。見下ろしたり見下ろされたりでは、ぎこちなさが生まれる
座面高が低く、背もたれのないスツール系のイスはヒザを立てて座ると窮屈な感じになってしまう。あぐらをかくように脚を前で交差させて下げると腰回りもヒザもかなり楽だ
布天板は軽量性と柔らかな雰囲気が特徴。しかし、熱に弱いのが弱点。金属天板は調理後すぐの、熱くなったクッカーなどをそのまま載せることができる。焚き火脇の使用もOK
脚付きのテーブルをテント内に持ち込むと座って使うには天板が高すぎることもある。脚を取りはずりたり、たたんだりすることで、空間に余裕が出てくる。ひとつのアイデアだ