道具は用意できた。その次は、その道具を実際に使う場所を提供しましょう!
そのキャンプスターティングセットは、発売開始から毎年100セット以上、年によっては150セット以上販売しましたから、累計販売台数は、おそらく1500セットは超えているでしょう。単純に考えて、1500人以上のライダーのキャンプデビューをサポートできたということになりますから、とてもうれしい結果だと思います。
まあ、それが高じて、いまや「ナタ」まで売ることになるとは想像していませんでしたけどね……。
いまから10年以上前に、BikeJIN×コールマンの「キャンプ・スターティングセット」を販売しようと思ったのは、キャンプツーリングをしたいライダーはいっぱいいるのに、どんなキャンプ道具を選んだらいいか分からないという声がとても多かったからでした。
そりゃそうですよね、山ほどあるキャンプ用品のなかから、初めての人でも使いやすく、しかもバイクにも積載できるサイズのものを選ばなきゃいけないわけですし、結構お値段だって張りますから失敗したくない気持ちになるのは当然。その用品チョイスの段階に大きなハードルがあると気づいたボクと編集部は、キャンプ用品メーカーのコールマンに相談して、買ったらすぐにキャンプツーリングに行けるセットを作ることにしました。
当時、コールマンの担当部長がバイク乗りだったこともあって、話はトントン拍子に進んで、ロング&ベストセラーのキャンプスターティングセットが誕生したというわけです。
そのキャンプスターティングセットは、発売開始から毎年100セット以上、年によっては150セット以上販売しましたから、累計販売台数は、おそらく1500セットは超えているでしょう。単純に考えて、1500人以上のライダーのキャンプデビューをサポートできたということになりますから、とてもうれしい結果だと思います。
まあ、それが高じて、いまや「ナタ」まで売ることになるとは想像していませんでしたけどね……。
ただ、道具は用意できても、あと一歩の実践に踏み込めない方がいるのも事実です。先日、もてぎでのBikeJINキャンプミーティングの翌日のHonda CBミーティングでたまたまお会いした男性も、キャンプツーリングしたいけどなかなか始められなくて……とおっしゃっていました。
そう、いくら道具があっても、そしていくらキャンプツーリングのノウハウ本を読んでも、ある意味、相手は自然ですから躊躇してしまうのも仕方ないことだと思います。そして、そんな方のためにBikeJINはキャンプミーティングを開催することにしたんです。
正直言って、キャンプツーリングはまったく難しくありません。というよりも、とても簡単です。今どきのキャンプ場は、とても施設が充実していて、万が一忘れ物をしても、例えばテントを忘れた、シュラフを忘れたなんていう場合でもなんとかなるところもたくさんあります。
ここが昔とはまったく違うところで、その昔、大雪山を縦走するために旭川の街に着いて、泊まるところがなかったので街中で適当にテントを張ったら、目が覚めたらテニスコートのわきの芝生だったなんていまでは笑えない話も実際にあったこと。いまは、キャンプ場の情報もネットで簡単に手に入りますから、キャンプをするためのインフラはとても充実しています。
とはいえ、とはいえで、特におひとりで初めてのキャンプツーリングに行こうとしたら、テントはどこに張ったらいいか、ひとりでちゃんと張れるのか、ご飯はどうしたらいいか、雨が降ってきたらどうしようなど、考えれば考えるほど不安が募るのも当然です。
でも、最初の一歩を踏み出せれば、キャンプツーリングはまさにバイクに乗っている人だけの醍醐味です。お泊りのツーリングに行って、例えばビジネスホテルに泊まって夕飯を居酒屋で済ませたりしたら、せっかくバイクに乗っていた非日常の時間がたちまち日常に戻ってしまいます。でも、バイクでキャンプ場に到着し、そのままテントを設営し、食事を摂り、あるいは同じバイク乗りと満天の星の下でキャンプファイアーの前でお酒を酌み交わすなんていう時間、非日常的なひとときがずっと続いたら日ごろの仕事のストレスなんて吹っ飛んでしまうはず。これは金銭には絶対に代えられない、とっても贅沢な時間です。
もちろん、クルマでのキャンプもありですが、移動時間までもが楽しめるバイクのほうがより喜びは大きいはずです。だからこそ、一度はキャンプツーリングを体験してほしいとBikeJINは考えているのです。
上記の理由で、なかなかキャンプツーリングを始められない人にもってこいなのが、BikeJINが主催するキャンプミーティングです。その理由はいっぱいあるので列挙してみます。
①誌面でよく知っているBikeJINスタッフがいて、テントの設営などを手伝ってくれる
②万が一、何かを忘れたときも一緒に何とかしてくれる
③(イベントによってですが)マヒトさん、モンちゃん、田崎クンといった、誌面でおなじみのキャラクターがいる
④スタッフに話しかければ(あるいは、スタッフが勝手に話しかけることもあり)、雑誌つくりの裏側やバイク業界のあんなこと、こんなことが聞ける
⑤イベントによっては、バイクや用品関連メーカーの出店もあって、記念品やサンプル品などがゲットできることがある。あるいは、ナイショの新製品情報が聞けたりする
⑥自分のテントの周りだけにいないでBikeJINスタッフがいる本部に来れば、必ず誰かと会話できて、まあまあイッパイとなり、バイク仲間ができてしまう
⑦記念撮影の写真が誌面に載って、記念になる
⑧「なんでそんなにじゃんけん強いんですか?」など、ボクにじゃんけん大会で勝つ秘訣が聞ける(笑)
などなど、いま思いつかないくらい、まだまだたくさんのいいこと、メリットがあるのです。
現在、BikeJINがかかわるキャンプミーティングは、8月17~18日に茨城県久慈郡大子町で開催する「BikeJIN Camp Meeting in 茨城」と、その翌週に琵琶湖のほとりで開催する「Like a wind CAMP with BikeJIN」の2つ。なんとまあ、2週連続という、本来の本つくりを忘れているんじゃないかと不安になるくらい、みなさんのキャンプデビューをサポートしようと編集部は本気なわけです!
ワタクシNomも、中村編集長にこの2つのイベントには参加せよと命じられていまして、「Like a wind CAMP with BikeJIN」ではステージでのじゃんけんがミッションになっております。そういえば、関西エリアでじゃんけんするのはいつ以来かなぁ……。
まあ、そんなことはどうでもいいですが、この夏キャンプツーリングデビューをしたいと思っている方は、この2つのイベントが絶対のオススメ。ちょっとくらいのわがままなら、スタッフがニコニコしながらお聞きしますよ!
詳しくはBikeJINウェブサイトをご覧になって、ご来場希望の方はお早目のお申し込みをお願いします。
BikeJINキャンプミーティング in 茨城:https://www.bikejin.jp/camp-18242/
Like a wind CAMP with BikeJIN:https://www.bikejin.jp/camp-18428/
みなさんに会場でお会いできるのを、そして満天の空の下でおいしいお酒を酌み交わすのを、ボクもとっても楽しみにしています!
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