Promotion
問い合わせ
ピレリジャパン
TEL:03-5418-6500
http://www.pirelli.com/
Promotion
問い合わせ
ピレリジャパン
TEL:03-5418-6500
http://www.pirelli.com/
快適さや直進安定性だけでなく、スポーティさやコーナリングする楽しさをアピールする最近のクルーザーモデルたち。そんな新ジャンルに対応するタイヤだ
イメージしやすいよう噛み砕いて言えば、ハーレーなどのアメリカンクルーザーをフルフェイスのヘルメットを被って乗るライダーに向けたハイグリップタイヤだ。
つまり、今までになかった新ジャンル。ジェットヘルメットで、Vツインの鼓動を味わいつつ真っ直ぐな道をノンビリ走るのが、クルーザー乗りの正統派スタイルだったが、最近のユーザーは「コーナーを軽快に駆け抜けたい」と楽しみ方が変わってきている。
「スポーツクルーザー」や「パフォーマンスクルーザー」と呼ばれるニューモデルたちは、エンジンや足周りの性能が高められ、以前では不釣り合いといわれた倒立フォークやモノショック式のリヤサスを装備。カスタムシーンでも、リプレイスサスや軽量ホイールで“走り”のポテンシャルを高める方向性が人気傾向となっているのだ。
タイヤも「既存のものでは満足できない」と要望を受け、メッツラーが新開発した。長寿命や乗り心地、ウエット性能が優先されてきたクルーザー用タイヤの常識を覆し、旋回性を重視したのである。
イタリア・シチリア島で開催されたジャーナリスト向け試乗会は、ワインディング三昧で、サーキットでもテストができた。高いコーナリング性能を味わって欲しいという開発陣の想いと自信が、コース設定をそうさせたのだが、それは間違いではなかった。
手強い傾向にある初期旋回の寝かし込みがスムーズとなり、車体がヘヴィに感じない。苦手な切り返しも応答性が高まり、身のこなしが軽い。バンク中はしなやかに路面を捉えるグリップ感が味わえ、高い荷重を掛けても腰砕け感がなく、安心して車体を倒していける。
交互に配した前輪のトレッドパターンは、長い溝が水膜の排出性や制動力に貢献し、短い溝がタイヤの温まりやすさを高めた。
リヤはデュアルコンパウンドにし、ショルダーにはソフトなコンパウドを用いて強い接地感を実現。長距離走行後もセンターだけが極端に擦り減ってしまうことを抑止し、均一性のある摩耗で素直なハンドリングを維持する。
また、溝を細かく切断するようなブリッジを設け、ギャップ通過時の衝撃吸収性にも優れる高い安定性を実現。それでいてロングライフで濡れた路面にも強く、クルーザー用タイヤとしての役割もきっちりこなすのだ。
ハンドリングが重くなりがちなコーナーアプローチで、スムーズに車体が寝かせられるのは、コンパウンドのシリカ配合などに加えて、前輪のトレッドパターンを排水性だけでなくシャープに傾きやすくするようテストを繰り返し重ね、形状や長さ、幅、深さを徹底追求した賜物。コーナー進入時の軽快感を実現している
SIZE DATA
CRUISETEC
FRONT
100/90-19 57H TL
110/90-19 62H TL
120/70 B 21 68H TL Reinf
120/70 ZR 19 60W TL
130/60 B 19 61H TL
130/70 R 18 63H TL
130/80 B 17 65H TL
130/90 B 16 73H TL Reinf
150/80-16 71H TL
MH90-21 54H TL
MT90 B 16 72H TL
REAR
130/90 B 16 73H TL Reinf
150/70 B 18 76H TL Reinf
150/80 B 16 77H TL Reinf
160/70 B 17 79V TL Reinf
180/55 B 18 80H TL Reinf
180/55 ZR 18 74W TL
180/60 R 16 80H TL Reinf
180/65 B 16 81H TL Reinf
180/70 B 16 77H TL
200/55 R 16 77H TL Reinf
200/55 R 17 78V TL
240/40 VR 18 79V TL
260/40 VR 18 84V TL
MT90 B 16 74H TL
MU85 B 16 77H TL