Twitterアンケート概要
BikeJINアカウントにて5月18日~22日の期間でTwitterアンケートを実施計5つの質問をし、のべ1732の回答をいただきました!
BikeJINアカウントはコチラ:@BikeJIN_mag
いつかその程度では済まなくなるかもしれないヒヤリの回避には
安全運転の徹底に加えてブレーキング技術の向上が必須だ
では、ライダーたちはブレーキにどれくらいの関心を持っているのか?
今回はツイッターを使って、ちょっとアンケートしてみた!
BikeJINアカウントにて5月18日~22日の期間でTwitterアンケートを実施計5つの質問をし、のべ1732の回答をいただきました!
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一般ライダーがブレーキに関してどれくらい意識しているかを知りたくて、本誌のツイッターアカウントを利用してアンケートを実施した。アンケート環境がツイッターなので、対人によるデータ収集と比べたら結果は参考程度ということになるが、それでもある程度の傾向は見えてくるはずだ。
個別のアンケート結果は上に掲載したとおり。やはり、ブレーキングに苦手意識があるライダーや制動時にヒヤリとしたことがある人は、少なくないようだ。
一方で、レバー調整やブレーキパッドに関するアンケートからは、愛車のブレーキ状態に興味を持っていないライダーがかなりいることも判明した。とくにパッド銘柄については、その傾向が強い。
では、この状況を改善するにはどうすればよいのだろう?
その第一歩は「知ること」だと思う。ブレーキ操作を学び、正しい技術を知れば、徐々に上達へ向かい、最終的には苦手意識を克服できるに違いない。ブレーキの構造を知れば、レバーの調整やパッドの状態にもっと興味を持てるようになり、それも止まる技術の向上につながるはずだ!
まずは、自分自身のブレーキ操作について評価してもらった。漠然とした質問内容なので、もっと多くのライダーが「自分は止まるの得意」と回答するかと思ったが、意外に皆さん謙虚。サーキットで遊んでいるような層はともかく、公道ツーリングのみを楽しんでいるような方々は、ブレーキングに対して苦手意識を感じるシーンはかなり少ないと思うが、それでも3人のうち2人に近いライダーが「止まるのは苦手」と感じているようだ。
ツイッターアンケートなので、シャレで「どうやってするの?」に票を入れた人もいるはず。あるいは、質問は2択形式だったので、レバー調整機能がないバイクに乗っている人たちが、「自分にアジャストしていない」という意志表示のために、もうひとつの項を選んだというパターンも考えられる。とはいえ26%という数字は……。
こちらは、愛車のブレーキパッド交換に関する質問。もちろん、「純正にこだわっています」という人も多くいるはずだが、重要なのは純正か社外品かということではなく、「どんなパッドが装着されているかを、把握しているか否か」ということ。ブレーキの部品に興味を持つことは、制動技術向上にもつながると思うのだが……。
装着しているパッドの銘柄は把握していないライダーがかなり多いのに、残量には少し敏感という結果になった。「どんなパッドでも性能なんてたいして変わらなそうだけど、ツーリング先でマシントラブルに泣かないよう、残量だけは気にしておこう」なんて考えているライダーが多いのかもしれない。とはいえ残量把握率も低すぎ!
この回答で興味深いのは、「今のところナシ」を選択したライダーたちのほう。安全運転を徹底しているとか、極めて優れたブレーキング技術を習得しているとか、そもそもバイクに乗りはじめてから日が浅くて経験値が低いとか、そうでなければ危険な状況でもヒヤリとしないくらい鈍感とか……。いろんな理由が考えられるが、なんにせよこれまでヒヤリとしたことがないというのは、正直なところ、にわかには信じがたい。が、そういう人であっても、今後も無事であり続ける保証はない。
“たとえるならカーリング。バイクを安全に減速・停止するために最も大切なのは…?”に続く