どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
突然ですが、革ジャンのメンテナンスってやってますか?定期的にオイルを塗ったり、防水スプレーを吹いたりというのはやっている方はいるかと思います。
いきなりとんでもないものを見せますが、これ長年使用した革ジャンをクリーニングした液体のビフォーアフターです。マジできったね…革ジャンってパッと見汚れは目立ちにくいものが多いけどこんなに汚れてんのかよ…
外を生身で走るバイクだと、ジャケットにも汚れがどんどん溜まっていきます。それでも愛用の革ジャンをずっと綺麗に着たい!
そんなあなたにオススメなのが皮革専門クリーニングのリフレザー。今まで愛用の革ジャンを自身で育ててきた質感を保ちつつも、丸洗いしてリフレッシュした一着に仕上がります。
今回はそんなリフレザーに行ってきたのでレポートします。
リフレザーに革ジャンをクリーニングに
スカイツリーがよく見える浅草にある皮革専門クリーニング店のリフレザー。
ここに革ジャンをクリーニングしてくれるリフレザーがあります。
なんでも調べるのが大好きな俺は革ジャンは洗濯できるってのは知ってたんだけど、自分でやる勇気はなく一度も洗濯をしたことがありませんでした。
布製品ならまだしも、革ってなんか扱いが難しそうな気がして気が引けてたんですよね。
今回出した革ジャンはこれ。急に雨が降ってきて、ちょっとシミになったり、自分でメンテナンスをした時にミンクオイルを塗りすぎちゃってムラになったり…
他にも暑い時期に着ちゃって汗染みが…恥ずかしい…ぶっちゃげ言うともう長く着たし処分してもいいかなって思っていました。
クリーニングに出して預かってもらった後に、こんなチェックシートを製作します。これは本来お客さんが見るものではないのですが、今回は特別に見せていただきました。
すごく丁寧にジャケットの状態を書き込まれてますね。すごい。
んで、今回ジャケットの素材が素上げのヌメ革とのことで、水や油、汚れなどがシミになりやすいとのこと。重点的に洗ってみますが、もしかしたら汚れが完全に落ちないかもしれないとおっしゃってました。
ジャケットの素材や今の状態を包み隠さず伝えてくれるので、こちらも知ることができるし、安心して出すことができるなーって思いました。
そして革製品は一着一着違うし多少のリスクも伴うためこのような確認事項にサインをします。確認して同意していざクリーニングへ!
クリーニングの現場へ潜入
クリーニングの前に、このようにジャケットの各部分をデータに残しているみたいです。チェックシートでも思いましたが、徹底していますね。
まずは革ジャンを洗剤につけ込みます。
裏返せるものは裏返しにして裏地も丁寧に洗います。あらかじめ裏返しておくのは、濡れて伸びやすくなった状態の革に力を加える作業を1回減らすためだそうです。
そして表側。革の素材によってはガシガシを洗えないものがあったりと非常にデリケートみたいです。職人が使う洗剤やブラシ、力加減を変えて一着一着丁寧に洗い上げていきます。俺が気になっていた脇の汗ジミも丁寧にかつ重点的に洗ってくれてました。
洗濯機に溜めた水ですすぎを。革についた洗剤を落とします。
洗濯機が置いてあるのですが、脱水でほんの少し使うくらいで、あとは全く使っていませんでした。
すすぎが終わると浸し込み(トリートメント)です。自分で行うメンテナンスでは、表面にオイルを塗ることが普通ですが、浸し込みすることで表裏から油分を浸透させることができるそう。自分ではオイルを塗れないスエードなんかでも浸し込みであれば油分補給が可能です。
干した時に水が滴り落ちない程度に脱水します。
そして乾燥。1日風を当てて乾燥させた後は、数日間~1週間程度自然乾燥させます。
ここまでの工程で約1時間。もちろん製品によって必要な時間は違うでしょうが、色々と質問しながら作業をされていたにも関わらずスムーズに作業を進められていました。
その後アイロンがけやオイルの塗り込み。そしてチェックシートに沿って確認という作業になります。
この仕上げまでの作業で1ヶ月待ちます。
1ヶ月後
これが1ヶ月経ったクリーニングに出した革ジャンです。
まあ正直写真じゃ分かりにくいと思いますが、全体的にパリッと仕上がっています。
スタッフの方も期待してた以上に綺麗になりましたと言ってくれました。塗りすぎたミンクオイルも綺麗に抜けてくれて、全体的に色が薄くなっていました。
一番気になっていた汗ジミがない…!これは嬉しい!もしかしたら落ちないかもと言われていたので、正直あんまり期待してなかったのですが(失礼)、期待以上の仕上がりに大満足。捨てようと思っていた革ジャンがここまで綺麗になるとは。離れかけていた愛着がまた再び湧いてきました。
チェックシートも細かく書き込まれています。
いやーほんと出してよかった!大満足で家に帰ることができました。
革ジャンをメンテに出すタイミングっていつ?
綺麗になるのは分かったけど、いつクリーニングに出せばいいんだろう?そんな疑問を持ったので聞いてみました。
基本的には着なくなって保管する前にクリーニングに出すことをオススメしているそうです。夏前だったり、人によっては冬にはバイクに乗らないから冬前などです。
汚れなどがカビの原因になったりするみたい。綺麗にしてクローゼットにしまって、そしてシーズンが来たら気持ちよく着てもらいたいとおっしゃってました。 使用しない期間はクローゼットにしまいっぱなしにせずに、時々取り出して陰干しして風を通してあげることもお勧めとのこと。
肝心のお値段ですが、ホームページにも各種値段は載っていますが、革ジャン1着で6000円(税抜き)だそうです。ただ、あまりにもひどい汚れやカビなどが生えている場合追加料金が発生することも。
そして納期は時期によって違いますが、1ヶ月からとなっています。混んでいる場合は2ヶ月かかる場合もあるそうな。余裕を持ってクリーニングに出すことをオススメします。
まとめ
お気に入りの革ジャンは長く使いたいですよね。愛用の革ジャンにもっと愛着が湧きますよ。ぜひ革ジャンをあまり着ることのない夏の間にクリーニングをしてみてはいかがでしょうか?
こちらに動画も用意していますので、よかったらご覧になってください。
あなたのバイクライフの助けになれば嬉しいです。それでは!
リフレザーのホームページはこちら