最高のプロテクションをもたらすD-airの第三世代!
MotoGPでも活躍するイタリアのダイネーゼが、20年以上の歳月をかけて完成させたのが、7個のセンサーからの情報とそれを解析する独自アルゴリズムにより、転倒などのアクシデントを判断して作動する、ワイヤレスエアバッグシステムのD-air。その第三世代目となる最新システムが登場、同社のベストセラーであるレーシング3レザージャケットに搭載された。
以前のモデルに比べて37%軽量化されたことに加え、女性専用モデルもラインアップされている。
この最新システムは、バックプロテクターに内蔵された7個のセンサーがライダーの動作を1秒間に1000回分析。高性能なアルゴリズムにより、衝突や転倒を瞬時に把握してエアバッグを36ミリ秒で膨張させる。また、従来からの走行中における衝突や転倒だけではなく、信号待ちなどの停車中での追突にも対応する。これには速度を検知するためのGPSの他に、エンジンのアイドリング状態を判断するセンサーが備わっているというから驚きだ。
エアバッグの素材はダイネーゼが特許を持つ、膨張時に5cm均一に膨らむ特殊なマイクロフィラメント。この構造でないとエアバッグは膨張時に変形し、箇所によってはしっかりと衝撃を吸収してくれない。アルゴリズムと特殊なエアバッグが供に機能することで最高のプロテクションをもたらす、これがD-airなのだ。