眼下に海を望みながら四国最西端へ
四国北西部で、極めて細長く海に突出して、九州側の佐賀関と豊後水道をつくる佐田岬。そのほぼ中央部を尾根伝いに走る国道197号の愛称が、風や潮騒あるいは野鳥の声をイメージしたメロディーラインだ。
細長い岬の頂上付近を走るため、左右どちらの海も見下ろせるという、ぜいたくな環境。ルート中間付近はトンネルの連続で眺望は楽しめないが、ちょうどこのあたりの北側に、巨大風車が林立したせと風の丘パークがあり、アクセス道路が稜線近くを走るため、こちらの道に迂回することで絶景を満喫できる。
のんびり岬の先端まで走り続けると、最後は海岸線に。ここから国道九四フェリーに乗れば、あっという間に海を渡って九州だ。
Road Information
佐田岬メロディーライン
区間距離:約38.9㎞
通行料金:なし
冬季閉鎖:なし
問:佐田岬広域観光推進協議会
TEL:0894-38-0211
http://www.sadamisaki.jp/