最果ての地に続く極上の山岳ロード
国道334号のルート上、知床半島を貫くウトロから羅臼までの間が知床横断道路だ。
ウトロ側は比較的緩やかなカーブが続き、オホーツク海を眺望する北海道らしいワインディング。知床五湖への道を分けると次第にカーブはきつくなり、ヘアピンを連続させて標高を上げる。そして上りきったところが知床峠だ。
羅臼岳を目前にする風景はまさに、手付かずの大自然。峠は絶好のビューポイントであると同時に、絶好の休憩ポイントにもなっていて、シーズン中には大勢の観光客で賑わっている。
知床峠を境に羅臼側はタイトなワインディングが続き、気が抜けない。しかし、ちょっとスピードを落として風景を眺めれば、眼下に国後を望みながら、変化のある走りを堪能できる。
広大な北海道には珍しく、タイトなカーブが連続する知床横断道路は、バイク乗りにとって垂涎のワインディング。世界自然遺産に指定された雄大な原生林を抜けて走る気分は最高だ。沿道でエゾシカを見ることは日常茶飯事で、運が良ければヒグマと遭遇なんてこともあるかもしれない。
Road Infomation
知床横断道路
区間距離:約27㎞(羅臼〜ウトロ)
通行料金:なし
冬季閉鎖:10月下旬~ 4月下旬
問:国土交通省北海道開発局
TEL:011-709-2311
https://www.hkd.mlit.go.jp/