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インターコムのグローバルブランド「カルド」その最新テクノロジーが「DMC」だ
カルドのインターコム最高峰の「パックトーク・ボールド」に搭載される
このまったく新しいコミュニケーションを実際にツーリングしながら体感してみた!
人数が増えれば増えるほどネットワークが強固になる
モリ:僕、最近カルドのパックトーク・ボールドを使い始めたんです。このインカムには「DMC」という、なんだか最新のグループ通話機能が搭載されているのですが、通勤なんかで1人で走っているとそれを体感できないんですよ。
八百山:だから、僕たちをツーリングに誘ってくれたわけね。
川越:私はどうもこういうインカムみたいなデジタル機器って苦手なんだけど、ちゃんと使えるのかな……。
八百山:大丈夫ですよ。そのために今回はカルドの輸入販売元である岡田商事の江藤さんにお越しいただきましたから。江藤さん、よろしくお願いします。まずはDMCについて教えてください。
江藤:はい。DMCは「ダイナミック・メッシュ・コミュニケーション」の略で、カルドが開発したまったく新しい通信方式です。これまでのブルートゥースインターコムでグループ通話をする場合、各々のインターコムを“鎖”のように順番に接続していました。そのため、ペアリングした順番に従って接続しないといけないとか、鎖の途中の人がグループから離れてしまうと、鎖が切れてしまい、それ以外のメンバー間の会話ができなくなるといった問題がありました。
DMCとBT接続の違い
左のブルートゥース接続のインカムの場合1本の鎖のようにつながっている。対して、DMCはそれぞれが網目のようにつながっているため、1人が離脱、合流しても接続状態が維持されるのだ
モリ:DMCだとそんな問題が起こらないんですか?
江藤:“メッシュ”と呼んでいるように、DMCは最大15人のメンバーを網の目のように接続します。そのため、お互いが複数のルートで接続されるため、たとえメンバーが通信圏外に出たとしても、最適な経路を自動で選択して接続するため、グループ通話が切れることはありません。
八百山:“網”状につながるということは、最大15人でグループ通話ができますが、その人数が増えれば増えるほど“網目”が細かくなって、より強固なネットワークになりますね。
江藤:その通りです。
モリ:DMCについてなんとなくわかったような……。でも、まだピンと来ないので、とにかくツーリングに出かけませんか。
江藤:では、まずはグループを作ってみましょう。インカムの電源を入れたら、標準でDMCモードになっているので、全員グルーピングモードを起動します。ブルートゥースインターコムで言うところの「ペアリング」ですね。
モリ:インターコムボタンを押せばいいんですね。
川越:あれ、もうつながった! 私、ボタンをひと押ししただけですよ。
DMCの接続方法はシンプル
①全員が接続ボタンを押す
メンバー全員がゆっくりとLEDが緑色に点滅してDMCインターコムモードであることを確認。起動時はこのモードが標準だ。その上で「インターコム」ボタンを5秒間押すと速い緑の点滅に変わる
②代表者がもう一度ボタンを押す
次にグループ作成者だけが再び「インターコム」ボタンを押す。するとLEDが赤と緑の高速点滅に変わり、自動的に接続を開始。接続が完了したインターコムからLEDが紫になり完了となる
江藤:はい。実は皆さんがグルーピングモードにしたところで、私がもうワンプッシュしました。するとあとは自動的に全員がDMCでつながるんです。
川越:おー、みんなの声が聞こえてきた。これは簡単ですね。デジタルギア音痴の私でも、戸惑わずにDMCが使えると思います。
江藤:1度DMCのグループでつなげてしまえば、ツーリング中に休憩やランチで1度電源を切っても、再び電源が入れば、自動的にメンバー全員が接続されて、すぐに会話することができます。
八百山:そこ重要ですよね。最近、多くのインカムでグループ通話ができるようになりましたが、1度電源を切ってしまうと、再び接続するのがとても面倒なんです。「誰と誰がつながってたっけ?」なんて毎回やることになりますから。
モリ:では早速ツーリングに出発しましょう!
左から、ライター 八百山ゆーすけさん、岡田商事 江藤さん、ライター 川越憲さん、編集 モリ
PACKTALK BOLD
価格: 4万3200円(シングル)、8万2080円(デュオ)
サイズ:48×85×25 ㎜ ※アンテナ除く
本体重量:59g
最大通話可能人数:15 人(DMC)
通信距離:1.6㎞
連続使用時間:約13 時間
防水仕様:IP67