スポーツだからこそ終わることのない性能開発が続く“ゴールドウインのモノづくり”
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激しく身体を動かすわけではない。しかし、過酷な気象条件にさらされるツーリングは、立派なスポーツと言える──。スポーツウエアメーカーであるゴールドウインは、そう考えている。だから性能には妥協しないウエアの快適性がアスリートの助けになることを、知り尽くしているからだ
問い合わせ
ゴールドウイン
TEL:0120-307-560
http://www.goldwin.co.jp/motorcycle/
「バイクは、実は乗るだけでも疲労する乗り物です。私自身もライダーですから、そのことはよく理解しています。疲れやすいからこそ、バイク用ウエアはまずもって快適であることが重要だと考えているんです」と福田さん。 プロテクターがいい例だ。万一の転倒に備えたプロテクター類は、もちろん装備している。だが、必要以上に大仰なプロテクターはよしとしない。重くなることで疲労を招きかねないからだ。
転倒することを前提にするより、「転倒しないためにウエアとしてなにができるか」と考えるのが、ゴールドウインの方針だ。福田さんの言う「快適」には、そこまでの意味が含まれている。快適で疲れにくいことは、不測の事態を避け安全性を高める「機能」なのだ。 では、いかにして快適なウエアを作るか。ここにこそ、ゴールドウインならではの強みが存分に生かされている。
スポーツウエアメーカーであるゴールドウインは、スキー、アウトドア、テニス、水泳、ゴルフなど、非常に幅広いジャンルのスポーツを手がけている。だから、新しい技術や新しい素材、製法、そしてデザイントレンドに関する情報が、社内にどんどん蓄積されているのだ。
その中からバイク用として有用なものをピックアップし、最適にアレンジすることで、軽くて、身体にフィットし、動きやすく、耐候性が高く、丈夫なウエアを生み出すことができる。
オリジナリティある高品質な製品がここから生まれようとしている
「ツーリングって、ライダーの皆さんは当たり前のようにこなしていますが、ウエア作りの観点からするとかなり過酷です。 例えば雨ひとつとってみても、時速100㎞の雨に当たるなんてことは他のスポーツではまず考えられない。秒速にして約27mですからね、登山などでも極限の状態に近い。
でも、ツーリングならそんな状況はザラ。しかも真冬に時速100㎞で雨風にさらされるなんてこともありますから、体感温度も著しく下がることになります」 だから開発にあたっては真剣そのものだ。さまざまなスポーツウエアに少しでもヒントがあれば、それを改良につなげていく。そうやって進化し続けたことで、ゴールドウインのバイク用ウエアは、「他ジャンルのウエア開発担当者から『そこまでやるのか!?』と驚かれる」(福田さん)と言うほど高品位な仕上がりになっている。
さらに17年には研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を開設。人体の動きを解析する運動研究室や、さまざまな気象条件を再現しての製品テストが可能な人工気象室などが設けられ、より高度な研究開発が行える体制が整えられた。これにより、ますますの品質向上が見込まれている。
ところで、ゴールドウインでは「コア&モア」という言葉が使われている。ハイスペックな最高峰モデル作りで開発した新たな技術や機能を、廉価なモデルにフィードバックすることでより多くのユーザーに届ける、という考え方だ。
バイク用ウエアでいえば、妥協なく作り込まれたユーロシリーズがコアに、より気軽に楽しめるX‐OVERシリーズがモアにあたる。「X‐OVERシリーズは価格こそ抑えられていますが、性能としてはユーロシリーズの直系と言ってもいいレベルです。」
「現在、弊社は日本のバイク用ウエアとしては唯一ゴアテックスの使用が認められているブランドなんですが、X‐OVERもゴアテックスを採用しています」と福田さん。品質に厳しいゴアテックス社が認めた性能を、求めやすいシリーズでも有しているのだ。 スポーツウエアとしてバイク用ウエアを捉え、快適性でライダーのパフォーマンスを最大限に引き出して安全性につなげる。
例え競技ではなくツーリングでも、過酷な状況にさらされる以上、性能には一切妥協しない。 プロアスリートからライトスポーツユーザーまで網羅し続けるゴールドウイン。筋の通った開発姿勢は、昔も今も、そしてこれからも、ぶれることなく貫かれる。