プロトから新たなシートバッグが登場！シートバッグ戦線異状あり！

最高レベルのコスパを実現したバッグ

昔から「好きこそものの上手なれ」と言われるが、これはまさしくそのとおりで、バイクメーカーも用品メーカーも“大のバイク好き”が集まっているからこそ、乗って楽しいバイクや使って便利なアクセサリーが生まれ、世界中のライダーに愛用されているのだ。

「IGAYA（いがや）」と名づけられたこのシートバッグもそんな銘品のひとつで、開発元であるプロトの社員が趣味と実益を兼ねたツーリングを重ねるうちにアイデアを蓄積させ、それをかたちにしたものなのだ。ちなみに、ブランド名はプロトの所在地である愛知県刈谷市井ヶ谷町を由来とする。

ロー＆ワイドなバッグ形状により、上面から奥の荷物へのアクセスが良く、また重心を低く抑えることで、跨ぎやすい構造となっている。荷物に応じて容量を可変できるが、最大容量にした際でも幅広フラップがバッグ本体をしっかりカバーし、急な降雨の際に、メイン気室への浸水を遅らせることができる。
本体各面に内蔵された補強板により型崩れせず、収納した荷物をしっかり保護するなど、実用的な工夫が各所に散りばめられている。多機能かつ高性能だが1万円前後という安価なところも魅力のシートバッグだ。

デイツーリングシートバッグ

日帰りから1泊ツーリングに最適なサイズ

防弾チョッキにも使われ、摩擦や引裂に対する耐久性が高い1680Dバリスティックナイロン。補強板内蔵のロー＆ワイドなバッグ形状。容量可変式。IGAYAシリーズの基本性能を満たし、日帰りから1泊ツーリングに最適なサイズ。持ち運びに便利なショルダーベルトとレインカバーも付属

本体の補強板に加え、上面の開口部は大きく開くため、かさばる衣類など大きな物の出し入れもラクに行える
バッグ側面に大型ポケットを装備。レイングローブや帽子などすぐに取り出したい小物を収納するのに便利だ

最大容量（28L）にした状態。日帰りツーリング用に設定されてはいるものの、１～２泊にも十分対応できる大きさ。本体に付属するDリングを使えばテントなども固定できる

DATA
価格：9936円
サイズ：縦310mm×横435（拡張時555）×高さ210mm
容量：20 ～ 28L
最大積載量：7kg

ロングツーリングシートバッグ

マルチに使えるお手ごろサイズが魅力

シリーズの中核をなすミドルサイズで、容量は42〜50L。キャンプツーリングはもちろん宿泊施設を利用するロングツーリングにも対応できる。ロー＆ワイドな形状だから、上面にタープのポールなどの長尺物を積載しても抜群の安定性を誇る。その状態でも側面から荷物の出し入れができるから、利便性も抜群なのだ

プロト社員が実際のツーリング経験からアイデアを生み出したバッグだけあり使い勝手は抜群。積載性、安定性、利便性ともに良好だ
バッグの両側面にも開口部があるので、荷物の出し入れは容易。上部にポールなどを積載したときも便利だ
最大時の容量は50L、全幅は630mm。重量物をバッグ中央に収納すれば安定性は損なわれず走れる
補強板を内蔵しながらも、未使用時に折りたたむことができる便利機能を採用。保管場所を選ばない

DATA
価格：1万3176円
サイズ：縦350×横600（拡張時730）×高さ245mm
容量：42 ～ 50L
最大積載量：10kg

キャンプツーリングシートバッグ

シリーズ最大容量を誇るタフなビッグサイズ

その名が示すとおり、長期間のキャンプツーリングに必要な荷物をしっかりと収納できるシリーズ最大サイズのバッグ。本体上面に加えて両側面にも開口部を設け、シュラフやテントなどの大物の収納も楽々。チェアやテーブル、ランタンスタンドなど「あると便利で快適なキャンプ道具」を減らすことなく携行できる

バッグ上部の開口部は大きく、フラップ裏面にメッシュポケットも装備。バイクに積載した状態での荷物の出し入れも容易で、やはり補強板内蔵の効果が表れている
バッグの両側面にも大きな開口部が設けられている。側面内側にはストッパーベルトも装備し扱いやすい
最大容量は64Lで、それなりの幅になるが補強板の効果により安定した積載状態をキープしてくれる
バッグを折りたためる設計だから、かさばることなく保管できる。未使用時のことを考慮したこの工夫が意外と便利なのだ

DATA
価格：1万3824円
サイズ：縦350×横600（拡張時730）×高さ310mm
容量：50 ～ 64L
最大積載量：14kg

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